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国際理解イベントWorldwide中国伝統芸能に触れる「京劇の世界」

本格的な京劇の演目が披露された

国際連携本部は、2023年12月に国際理解イベントWorldwideの一環として中国の代表的な伝統演劇である京劇を取り上げた「京劇の世界」を開催した。

12月4日に行われた第1部講演会は、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、約100人が参加した。講師は魯大鳴法学部兼任講師が務め、京劇に関する解説や実演、中国の伝統楽器である横笛や二胡の演奏が披露された。講演中には、加藤徹法学部教授による中国語の意味や発音に関する解説が行われた。

第2部上演会は12月14日に駿河台キャンパス・アカデミーホールで行われ、235人が参加した。京劇や演奏に加え、中国雑技の実演も行われるなど、約2時間にわたるプログラムを通じて、中国の伝統芸能を大いに堪能できる機会となった。上演会の冒頭、あいさつに立った小室輝久副学長(国際交流担当、法学部教授)は、「このようなイベントや講演会を通じて、さまざまな国の文化や芸術に触れていただきたい。このことを通じて、明大生が留学に踏み出すきっかけにつながれば」と述べ、Worldwideへの期待を示した。

Worldwideは、明大生・教職員のみならず卒業生や近隣の方なども対象とし、幅広く国際理解の向上を目的とした取り組みで、2023年度から始まった企画。今回の企画は、5月に行われた「音楽家の留学体験」(ドイツ)、10月に行われた「イラクの日常—戦争と平和と暮らし—」に続いて催された。国際連携本部は今後も継続してイベントや講演会を開催する予定。