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国際武器移転史研究インスティテュートがシンポジウム「分断する国際秩序—軍事緊張と 平和創造のはざまで—」

質疑応答に応じる佐原教授(左)と前泊教授

国際武器移転史研究インスティテュート(所長=須藤功政治経済学部教授)は1月10日、駿河台キャンパス・グローバルホールで第10回公開シンポジウム「分断する国際秩序—軍事緊張と平和創造のはざまで—」を開催した。

シンポジウムは同研究所の纐纈厚客員研究員の司会進行で進められ、佐原徹哉政治経済学部教授の報告「比較ジェノサイド学の見地からみたイスラエルのガザ侵攻と国際政治倫理に及ぼす影響」、続いて沖縄国際大学の前泊博盛経済学部教授の報告「岸田内閣の“異次元の軍拡”と沖縄」が行われた。その後、質疑応答では、分断する国際秩序の評価、食料安全保障問題、沖縄における基地と観光、国連の役割と可能性など、多岐にわたって活発な議論が展開された。
(国際武器移転史研究インスティテュート客員研究員 横井 勝彦)