Go Forward

ニュース・イベント情報

文部科学省・平成24年度「大学の世界展開力強化事業~ASEAN諸国等との大学間交流形成支援~」への採択について

2012年09月24日
明治大学

チュラロンコン大学との建築共同ワークショップチュラロンコン大学との建築共同ワークショップ

タイの政治経済プログラムタイの政治経済プログラム

 文部科学省・平成24年度「大学の世界展開力強化事業~ASEAN諸国等との大学間交流形成支援~」に申請していた、明治大学による取組み「日本ASEANリテラシーを重視した実務型リーダー育成プログラム」が採択されました。
 今回の事業には、全国の国公私立大学等から71件の申請があり、14件が採択されました。

 「日本ASEANリテラシーを重視した実務型リーダー育成プログラム」は、本学の人材育成の理念に基づき、将来、多くの実務分野においてたくましい「現場力」を持って、日本と東南アジアのリテラシーを有した、国・地域を跨いだ架け橋となりうる日本ASEAN実務型リーダーを、日本とASEAN諸国の双方に育成することを目的とする取組みです。
 この目的を達成するため、ASEAN大学連合(AUN)加盟校を中心とする大学と共に、質保証を重視して、単位相互認証を伴う短期プログラム、交換留学、ツイニング・ダブルディグリープログラムなどの共同教育プログラムを多層的に実施する国際共同教育コンソーシアムを形成し、日本人学生とASEAN側学生の双方に相手国の言語、文化、商習慣等の理解を促す日本ASEANリテラシーを重視した教育を行います。

 また、タイ・バンコクに本学のASEANサテライトキャンパスを設置し、ASEAN側学生への渡日前日本語教育や遠隔講義、日本人学生と現地学生の間での日本語・日本文化交流(SENDプログラム)や企業・NGOでのインターンなど各種プログラムを実施し、ASEAN側学生のみならず、日本側から本学以外の他大学学生にも広く参加を呼びかけ、日本およびASEAN側の幅広い学生達に対して共に学ぶ機会を提供する構想です。
 これらの長短期様々なプログラムを通じて、5年間で、日本人学生の送り出しおよびASEAN側学生の受け入れで合計1,000人の交流を目指します。

[取組責任者]
勝 悦子 副学長(国際交流担当)
アジアは世界の成長センターであり、日本にとって、政治的にも経済的にも最も重要な地域となっています。なかでもアセアンは、2015年にASEAN共同体成立を目指しており、域内の人、財、サービス、資本の移動が自由になる共同市場になることが見込まれています。
タイバンコクに本学がアセアンキャンパスを設立し、当該センターを中心に、AUNに加盟するアセアンのトップスクール16校と学生交流、日本語教育を行う今般の本構想は、本学学生のアセアンリテラシーを向上させるだけでなく、グローバル人材としての資質を高め、さらに日本とASEANの関係強化にも寄与するものになることが期待されます。

お問い合わせ先

明治大学 国際連携部 国際連携事務室

03-3296-4191

Email:ico@mics.meiji.ac.jp