理事長年頭所感 変化を恐れることなく、挑戦する年に

2016年01月01日
明治大学

理事長
日髙 憲三

 年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。明治大学は、本年1月17日に創立135周年を迎えます。これも、学生、教職員、53万人を超える卒業生、そして、本学を愛する皆さまのご支援の賜物と心から御礼申し上げます。節目の年にあたって、あらためて明治大学の発展に全力を尽くすことをお誓い申し上げます。

 さて、現在、本学は、2011年に策定した学校法人明治大学長期ビジョンの実現に向けて、事業を展開しています。「世界へ—国際人の育成と交流のための拠点 世界で活躍する強く輝く『個』を育てる教育研究の実現」。この長期ビジョンの下、本学は、国際大学との連携、アセアンセンター開設、スーパーグローバル大学創成支援事業の採択等、国際化戦略を進めてまいりました。その結果、国際化拠点整備事業に採択された2009年度と比べて、外国人留学生受入数は倍増、本学学生の海外留学派遣数は3倍に伸びています。加えて、協定校拡充、海外卒業生組織・紫紺会の相次ぐ結成と、明治の絆を世界に展開しています。今年も引き続き、スピード感をもって国際化事業を推進する所存です。

 その一方で、本学には課題が山積しています。とりわけ喫緊の課題として財政問題から目を背けるわけにはいきません。18歳人口減少の加速化、入学定員管理の厳格化、消費税増税と、外部環境は大きく変化しています。基本金組入前当年度収支差額(帰属収支差額)の改善のため、諸施策を講じていますが、教育研究施設整備など、将来を見据えた計画や投資も必要で、手をこまねいている時間はありません。本学は、いま、適正な事業規模を見極め、事業の取捨選択を図る、厳しい決断を迫られています。

 これまで、本学135年の歴史には、幾多の困難や苦境がありました。しかし、偉大なる先人たちは、勇気と知恵をもって困難に立ち向かい、挑戦を続け、苦境を乗り越えてまいりました。私たちは、長期ビジョンを実現するために、変化を恐れることなく、挑戦を続けてまいります。先行きが不透明で、不確実な時代。だからこそ、「前へ」、道を切り拓く勇気が必要なのです。

 今後も明治大学が、社会の負託に応えていくために。明治を愛する皆さまにおかれましては、引き続き、厚いご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、新しい年の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

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