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プレスリリース

理工学部・園田眞理子研究室 バリアフリーガイドブックがグッドデザイン賞。野村不動産との産学共同研究で開発

2015年11月10日
明治大学

明治大学理工学部の園田眞理子研究室と野村不動産株式会社が産学共同研究で開発・制作した『バリアフリー&クオリティ オブ ライフ ガイドブック』(高齢者・障がい者のための住まいづくりガイドブック)が、2015年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会)を受賞しました。

園田研究室は、少子・高齢化社会に対応した住宅・建築計画やユニバーサルデザインに関する研究を行っており、オーダーメイドマンションを手掛ける野村不動産と2012年より産学共同研究を開始しました。まず、同社が過去に携わった事例の中から、高齢者や障がい者に対応した住まいづくりの事例を解析し、「6タイプの空間構成」と「22種の設計ポイント」を抽出しました。空間構成をベースに、設計ポイントを選択することによりディテールを決定する過程を通じて、住まい手と作り手が相互に設計を進めるためのコミュニケーションツールを開発し、一般に公開しました。住まい手は、ガイドブックを参照しながら自ら設計に関わり、選択、決定していくことにより、「バリアフリー」と「クオリティ オブ ライフ(生活の質)の向上」を同時に実現することができます。ガイドブックは早速現場で活用され、設計者とクライアントが相互理解を深めながら“家”という夢の実現に役立てられています。グッドデザイン賞では「今後の日本社会における住宅の在り方を設計者たちに知らせる有効な手段となる」との評価を受けました。

園田教授のコメント
民間企業で蓄積された経験を大学での研究を通して知財化し、高齢者、障がい者にフォーカスした住まいづくりのデザイン・ガイドブックにまとめ上げました。建築学科という強みを生かして、誰にでも分かりやすいビジュアルな解説と、現場で即使えるツールにすることに注力しました。研究開発に携わった学生たちの若々しいセンスと意欲も大いに貢献したと思います。本ガイドブックは公開されていますので、広くお役立てください。


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