明治大学の生涯学習機関「明治大学リバティアカデミー」と明治大学人文科学研究所は、7月29日(土)に公開講座「難民キャンプとつながる協働的な学び—偏見を超えた新たなパートナーシップ構築」をオンラインで開催します。本講座では、インターネットを用いた異文化間の協働の実践事例をもとに、参加者と共にその意義と課題を考えていきます。事前予約制で、参加費は無料です。※本講座は高校生を主な対象としていますが、一般の方も受講可能です。
講師:岸 磨貴子准教授のコメント
私は2002年からシリアのパレスチナ難民キャンプでICTを活用した教育開発をしてきました。2011年のシリア内戦勃発後は、トルコなど周辺国へ逃れたシリア人の教育支援にも関わっています。そこでは、移動の制限がある難民の子どもたちにいろんな経験をさせてあげたいと考え、インターネットを使って日本の生徒たちと一緒に学べる活動をしてきました。バーチャル空間で生徒たちはいろんな異文化体験をします。文化の違い、価値観や考えの違い、感じ方の違いから最初は戸惑いもありますが、少しずつうまくやっていくようになります。本講座では、他者理解、共生などの観点からその面白さ(意義)と難しさ(課題)を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
明治大学リバティアカデミー特別企画 文系も理系も集まれ!~国際日本学部編~
「難民キャンプとつながる協働的な学びー偏見を超えた新たなパートナーシップ構築」
日時
2023年7月29日(土)11時30分~12時30分
会場
オンラインのみ(Zoomのウェビナー機能を使用)
講師
岸 磨貴子(明治大学国際日本学部准教授)
受講料
無料
申込方法
事前予約制(先着480名)リバティアカデミー事務局までお申し込みください。
※本講座は高校生を主な対象としていますが、一般の方もご受講いただけます。
明治大学リバティアカデミーとは
明治大学は地域社会に開かれた大学を目指し、本講座のような「社会への知の還元」を目的とした社会連携にも力を入れています。明治大学リバティアカデミーは、生涯学習の拠点として明治大学が整備・運営しているもので、本学教員や外部からお招きした講師による講座を広く一般に公開しています。