Go Forward

最終成績(2010年/第42回全日本大学駅伝)

全日本大学駅伝6位入賞!2年連続シード権を獲得、温かいご声援をありがとうございました

 明治大学体育会競走部は11月7日(日)、第42回全日本大学駅伝対校選手権大会(日本学生陸上競技連合、朝日新聞社等主催)に臨み、参加26校中総合6位の成績でゴールし、2年連続で同大会でのシード権を獲得しました。

 学生3大駅伝のひとつに数えられる本大会には、全国8地区の選考会を勝ち上がった代表校など25大学に、オープン参加の東海学生連盟選抜を加えた計26チームが参加しました。
 シード校として3大会連続4回目の出場となった明大は、名古屋市の熱田神宮西門前から三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106・8kmで紫紺の襷をつなぎ、安定したレース展開を見せつつ、5時間19分52秒のタイムで伊勢路を走破しました。

 沿道の大声援を受けながら、選手たちは定刻8時10分にスタートを切りました。
 各大学が有力選手を1区にエントリーし、絶好のコンディション(気温11度・曇)のもとハイペースでレースが進む中、明大は松本翔(政経4)の粘りの走りで、トップから1分14秒差の11位で2区のエース・鎧坂哲哉(経営3)へ襷をつなぎました。

1区スタート、松本(政経4)が粘りの走りを見せる

2区鎧坂(経営3)、区間新の力走

鎧坂は見事期待に応え、2区の区間新記録となる37分38秒をマークする力走でトップに37秒差まで迫るとともに、チーム順位も4位へと押し上げ、3区・期待のルーキー北魁道(商1)へ紫紺の襷を託しました。

北は初出場ながら気迫溢れる走りでチーム順位4位をキープ、トップから1分9秒差で4区・菊地賢人(理工2)へリレーします。

菊地は8区,1区に続く長距離区間の4区で、トップからのタイムを1分40秒差とし、順位を4位に保ったまま、5区の大江啓貴(政経2)に襷をつなぎました。

レースも後半戦に入った5区、大江はトップから2分43秒差ながら総合4位を守る走りで、6区・ルーキーの石間涼(情コミ1)に襷リレー。

石間は区間10位でトップとのタイムは4分21秒差ながら、総合順位は堅守の健闘を見せ、中継点へ飛び込みます。

石間からの襷を受け取った7区・細川勇介(政経3)は、順位を保ったままトップと4分43秒差の安定したレース展開で、8区への中継点で襷をつなぎました。

最終8区・最長区間(19.7キロ)に登場したのは、主将の小林優太(理工4)。小林主将は、これまでチームメートがつないだ紫紺の襷を胸に落ち着いた力強い走りを見せ、レース最終盤こそ日本大学,東海大学の猛追を受けて順位を下げたものの、最終的に総合6位・トップからは6分50秒差でゴール。来季同大会のシード権を守るとともに、チームメートらに温かく迎えられました。

明大は6位でゴール、見事シード権を獲得

箱根に向けて!

西 弘美 競走部駅伝監督のコメント



10月の出雲駅伝に比べ、選手の硬さもとれて落ち着いてレースができた。順位としては昨年度の3位を目標としていた。できれば2区でトップに立ちたかったが、怪我明けの鎧坂に無理をさせたくなかった。最終区を4位で通過したのでそのままゴールといきたかったが、(後ろにいた日本大学と東海大学の選手に力がある中で)アンカーの小林はよく粘ってくれたと思う。今後は、一度リフレッシュして箱根駅伝に向けて準備をしていきたい。箱根は3位くらいを目指したい。
鎧坂 哲哉 選手のコメント(2区・区間新7人抜きの快走)



前半速いペースでしたが前に集団が見えていたので、とにかく追いつき、粘っていこうと思っていました。レース中盤以降、苦しくなっても大きくブレずに走ることができました。記録については最初本当かな?と思いましたが、結果を出せて嬉しいです。チームとしてもシード権が取れ、来年もここに来られるので最低限良かったと思います。
(4年生に主力がひしめいていた)昨年と違い、今年は誰がということはありませんが、一人ひとりが流れに乗れば走れるという収穫はありました。箱根に向けて、まだ2ヵ月近く練習期間があるので、課題を克服し、チーム全体で底上げしていきたいと思います。

第42回全日本大学駅伝対校選手権大会総合順位

順位 大学名 総合記録
 1  早稲田大学  5時間13分02秒 大会新
 2  駒澤大学  5時間15分22秒
 3  東洋大学  5時間16分21秒
 4  日本大学  5時間19分18秒
 5  東海大学  5時間19分45秒
 明治大学  5時間19分52秒
(上位6校まで来季シード権獲得)

第42回全日本大学駅伝対校選手権大会総合成績(明大)

1区(14.6㎞) 2区(13.2㎞) 3区(9.5㎞) 4区(14.0㎞)
 松本 翔(政経4)  鎧坂 哲哉(経営3)  北 魁道(商1)  菊地 賢人(理工2)
 43分56秒(11) 
43分56秒[11]
 1時間21分34秒(4)
37分38秒[1]
 1時間49分21秒(4)
27分47秒[6]
 2時間30分46秒(4)
41分25秒[6]
5区(11.6㎞) 6区(12.3㎞) 7区(11.9㎞) 8区(19.7㎞)
 大江 啓貴(政経2)  石間 涼(情コミ1)  細川 勇介(政経3)  小林 優太(理工4)
 3時間05分36秒(4)
34分50秒[4]
 3時間43分22秒(4)
37分46秒[10]
 4時間19分21秒(4)
35分59秒[4]
 5時間19分52秒(6)
1時間00分31秒[9]
※上段は通過記録・順位/下段は区間記録・順位