アジア太平洋の新秩序/米国の政策変化

概要

第45代米国大統領としてドナルド・トランプが選出され,トランプ個人の過激な思想や発言,ならびにそれらを反映した大統領令の発布によって,司法・行政・議会・世論を含む米国全体が混乱に陥っている。このトランプの出現によって引き起こされている変化と混乱は,大統領個人の特異性,ないし,これまでの米国政治の流れの反動であって,いずれ揺り戻しのある短期的現象なのか,米国の構造変動をも含む(さらには世界的な構造変動も背景とした)より深度のある中長期的な現象なのかを見極めつつ,歴史的観点も踏まえた上で米国の政策変化とその意義を分析する。
プロジェクトリーダー
川口 順子   国際総合研究所 フェロー
プロジェクトメンバー
伊藤 剛     政治経済学部 専任教授
関山 健     国際総合研究所 客員研究員
鎌江 一平    国際総合研究所 共同研究員
星野 高     国際総合研究所 共同研究員
劉 暁燕     国際総合研究所 共同研究員

研究状況

2016年度研究会(テーマ:アジア太平洋地域における望ましい共存共栄のかたち)

第18回(2016年12月6日) アジア太平洋のアーキテクチャ 講師:秋山昌廣氏(前東京財団理事長/元防衛事務次官)、川口順子氏(明治大学教授/元外務大臣)
【動画】アジア太平洋のアーキテクチャ(非公開)
【議事要旨】アジア太平洋のアーキテクチャ(準備中)

第17回(2016年11月29日) アジア太平洋の地域安全保障アーキテクチャ:米中対峙と「三層構造」の変化 
講師:神保謙氏(慶應義塾大学教授)
【動画】アジア太平洋の地域安全保障アーキテクチャ(非公開)
【議事要旨】アジア太平洋の地域安全保障アーキテクチャ(準備中)

第16回(2016年6月23日) アジア太平洋のアーキテクチャ 
講師:白石隆氏(政策研究大学院大学学長)
【動画】アジア太平洋のアーキテクチャ(非公開)
【議事要旨】アジア太平洋のアーキテクチャ(準備中)

第15回(2016年5月10日) 技術と相互依存—デュアルユース技術をめぐる日米中の政策と日本へのインプリケーション—
 講師:村山裕三氏(同志社大学大学院ビジネス研究科教授/同志社大学副学長)
【動画】技術と相互依存(非公開)
【議事要旨】技術と相互依存(準備中)

2015年度研究会(テーマ:深化した経済相互依存と安全保障)

月例研究会
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第14回(2016年2月29日) 最近の米国外交と中国の軍事動向 講師:斉藤俊夫氏(前防衛省防衛研究所長)、森聡氏(法政大学法学部教授)
【動画】最近の米国外交と中国の軍事動向(非公開)
【議事要旨】最近の米国外交と中国の軍事動向(準備中)

第13回(2016年1月27日) 金融と相互依存—米中関係と日中関係— 
講師:露口洋介氏(信金中央金庫 海外業務支援部 上席審議役)
【動画】金融と相互依存—米意中関係と日中関係—(準備中)
【議事要旨】金融と相互依存—米中関係と日中関係—

第12回(2015年11月15日) 日中韓自由貿易協定構想と相互依存 
講師:スコット・ハロルド氏(ランド研究所主席研究員)
【動画】日中韓自由貿易協定構想と相互依存(準備中)
【議事要旨】日中韓自由貿易協定構想と相互依存(準備中)

第11回(2015年10月6日) 貿易と相互依存 
講師:椎野幸平氏(日本貿易振興機構海外調査部国際経済課長)
【動画】貿易投資の相互依存—ジェトロ世界防衛祈祷し報告を中心に—(非公開)
【議事要旨】貿易投資の相互依存—ジェトロ世界防衛祈祷し報告を中心に—

第10回(2015年8月20日) 経済相互依存と紛争 
講師:浅野亮氏(同志社大学法学部教授)、関山健氏(東京財団研究員)
【動画】経済相互依存と紛争
【議事要旨】経済相互依存と紛争

第9回(2015年7月16日) 情報と相互依存 
講師:土屋大洋氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
【動画】米中の相互依存関係とサイバーセキュリティ(非公開)
【議事要旨】サイバーセキュリティ

第8回(2015年6月15日) エネルギー安全保障と相互依存 
講師:平沼光氏(東京財団研究員)
【動画】資源・エネルギーを巡る新たな動きとエネルギー安全保障
【議事要旨】資源・エネルギーを巡る新たな動きとエネルギー安全保障

第7回(2015年5月11日) 米中関係の将来展開と日本—「大国」の新たな役割についての考察 
講師:渡邉昭夫氏(平和・安全保障研究所副会長/東京大学、青山学院大学名誉教授)
【講演の概略】 相互依存が深まる世界において日米中の大国としての役割は何かを中心に、今後の検討にとって大前提となる議論を行った。渡邉氏は、大国の役割を大国間の管理、すなわち戦争管理(戦争が起こらないようにする、起きた場合に全面戦争に至らないようにする)とグローバル・イシューへの対応とする。つまり、世界・地域の安定に苦心するのが大国の役割であり、逆に日米中が協同してその役割を果たすのであれば大国と呼ぶに値すると論じる。そういった意味で同氏が中国の提唱する「新しい大国関係」を日米中関係の新たな可能性としてポジティブに評価する点は興味深い。
【動画】米中関係の将来展開と日本—「大国」の新たな役割についての考察
【議事要旨】米中関係の将来展開と日本—「大国」の新たな役割についての考察

2014年度研究会(テーマ:新しい大国関係について(2014年度より東京財団との共催にて3ヶ年計画))

〇2014年度プロジェクト概要(日本語)
〇2014年度プロジェクト概要(英語)
〇2014年度プロジェクト概要(中国語)

月例研究会
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第6回準備中

第5回(2015年2月25日) 21世紀の大国像—国際秩序の変容の文脈で 
講師:山本吉宣(新潟県立大学政策研究センター教授/PHP総研研究顧問/東京大学名誉教授/青山学院大学名誉教授)
【講演の概略】 世界のパワーバランスが変化する中で21世紀の大国とは何か?中国やインドなどの新興国が既存の大国である米国と並立すると言われる中で国際秩序はどのようになり、どう形成されていくのか?21世紀の「大国間の平和」とは?等の設問について本研究会で掘り下げて検討した。
【動画】21世紀の大国像—国際秩序の変容の文脈で
 
【議事要旨】21世紀の大国像—国際秩序の変容の文脈で 

第4回(2015年1月13日) これからの米中関係—21世紀の文明を規定するのは誰か? 
講師:近藤誠一(近藤文化・外交研究所代表/元文化庁長官) 
【講演の概略】21世紀に入り変遷する「大国」や国家の正当性を規定する要素が何であるかを分析し、それがどのように変化していっているのかを追った。近藤氏は、従来からソフトパワーや理念が大国であり続けるための要素としては重要であったが、冷戦後に西側がリベラル・デモクラシーを一定の理念として提示するなかで、中国はそれと肩を並べるようなビジョンを必ずしも見い出せてはいない点を指摘。西側へのアンチテーゼとしての中国の提案の数々を超えた何かが中国側から現れれば国際秩序の今後に影響を及ぼす展開になると注目ポイントを挙げた。
【動画】これからの米中関係—21世紀の文明を規定するのは誰か?
【議事要旨】これからの米中関係—21世紀の文明を規定するのは誰か?

第3回(2014年12月18日) 大国の条件 
講師:ジェニファー・リンド(ダートマス・カレッジ准教授)
【講演の概略】米中との安定した抑止態勢を構築するうえでリンド氏は日米それぞれに存在する「アテンション・ギャップ」を指摘する。それに基づけば、日米が適切に「アテンション・ギャップ」を是正しなければ台頭する中国を抑止し対応することが困難になる局面が一般的に思われているよりもずっと早く訪れると警鐘を鳴らす。
【動画】大国の条件

【議事要旨】大国の条件

第2回(2014年11月18日) 中国経済と米中関係 
講師:張宇燕氏(中国社会科学院 世界経済政治研究所 所長)
【講演の概略】中国は米国をどう見るのか。張氏はこの命題に対して、中国から見た米中関係を規定する4つのTを提起する。この4つのTはそれぞれに様々な課題を抱えつつも米中が協調する方向で努力が進められていると分析。このことを前提に、中国から提唱されている「新型大国関係」とは、結論的に全面衝突の回避が目的であると指摘した。米国との対比で中国がイメージする大国像に言及があることも興味深い。
(動画は非公開。)
【議事要旨】中国経済と米中関係

第1回(2014年10月2日) 2030年における中国 講師:ステファン・ハルパー氏(ケンブリッジ大学 米国研究センター所長)
【講演の概略】米国は中国をどう見るのか。ハルパー氏はこの命題に対して、米国内で対立関係にある中国への見方やそのせめぎ合いに言及。そのうえで、中国が展開する三戦のポイントを分析し、米国とパートナー国による対抗措置を提示する。さらに、なぜ既存の国際秩序と中国が緊張関係に陥るのかを中国の世界観や国益を含めて議論し、米国にとって譲れない点やその文脈での日本への要望を挙げることで、今後の米中関係の展開について一定の視座を提供している。
【動画】2030年における中国
【議事要旨】2030年における中国


特別研究会
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第5回特別研究会(2015年1月15日) 
講演/ブルース・カミングス(シカゴ大学歴史学部長/教授)
【動画】準備中

第4回特別研究会(2015年1月15日)
 識者インタビュー米中関係について インタビュー/ブルース・カミングス(シカゴ大学歴史学部長/教授) 聞き手:伊藤剛(明治大学政治経済学部教授)
【動画】識者インタビュー 米中関係について

第3回特別研究会(2014年12月18日) 識者インタビュー米中関係について インタビュー/ジョン・ミアシャイマー(シカゴ大学政治学部教授) 聞き手:川口順子(明治大学研究知財戦略機構特任教授)、伊藤剛(明治大学政治経済学部教授)
【動画】識者インタビュー 米中関係について

第2回特別研究会(2014年11月7日) 米中関係とヨーロッパ 講師:ヴァレリー・ニケ(仏戦略研究財団アジア担当局長)
【動画】米中関係とヨーロッパ

第1回特別研究会(2014年11月3日) 日米専門家鼎談 川口順子、マイケル・J・グリーン(戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長(アジア兼日本チェア)/ジョージタウン大学外交政策学部准教授)、ダグラス・H・パール(カーネギー国際平和財団副所長)
【動画】 日米専門家鼎談 米中関係について

2013年度研究会(テーマ:米中関係)

南シナ海における紛争と日本への含意

2013年度米中関係研究会報告書

第8回(2月)日本への含意(シナリオ研究、法制・装備のありかた、解決の方向等)
第7回(1月)アメリカの海洋戦略と南シナ問題
第6回(12月)資源、環境、安全保障、海賊対処等における地域協力等の枠組みと日本の関与
第5回(11月)インドの海洋戦略と南シナ海紛争
第4回(10月)米中の南シナ海をめぐる戦略(A2/AD・戦略潜水艦と「航行の自由」)
第3回(9月)アセアンと南シナ海紛争(アセアン外交、DOC,COC,SEANWFZ)
第2回(7月)ベトナム・マレーシア・フィリピンの南シナ海政策
第1回(6月)中国の南シナ海政策と南シナ海紛争の概観

2012年度研究会(テーマ:米中関係)

米中関係-中期的展望とわが国の対中外交政策への含意-
第9回(3月)体験的米中関係論
特別回(2月)国際総合研究所シンポジウム
第8回(1月)オーストラリアと米中関係
第7回(12月)アメリカの対中外交政策は何か
特別回(12月)新体制下の中国
第6回(11月)中国の対米外交政策は何か
第5回(10月)米国の安全保障政策
第4回(9月)米国の政治及び経済—米国は衰退に向かうのか
第3回(8月)中国の外交政策・安全保障政策
第2回(7月)中国の政治の安定性とガバナンス
第1回(6月)中国の今後の経済について

研究成果

2013年度(テーマ:米中関係)

2012年度(テーマ:米中関係)

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