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「国際浅草学」の履修学生による2件の研究発表

 2011年1月8日(土)に開催された「日本経営システム学会 経営品質科学研究部会」の2010年度第2回研究部会において,商学部開講の特別テーマ実践科目「国際浅草学」の履修学生による2件の研究発表が行われました。
1件目の鈴木孝太朗(商学部3年)と藤井修如(商学部3年)の共同研究『「国際浅草学」における観光拠点』では,浅草における「江戸から東京への連続性」をふまえた上で,観光資源としての隅田川および東京スカイツリーの重要性と,観光案内の拠点を設置することの必要性が指摘されました。
また,2件目の浅野雅明 (商学部3年)と坂井俊祐(大学院商学研究科博士前期課程1年)の共同研究『「国際浅草学」における東京スカイツリーと交通』では,「東京スカイツリー」と浅草の相乗効果を実現するための「交通」に注目し,ミクロ的な視点から「人力車」活用の効果と問題点が,またマクロ的な視点から「成田空港~東京スカイツリー・浅草間をつなぐ特急列車」の必要性が,それぞれ示唆されました。
いずれも,商学部の学生らしい視点から出されたユニークな研究であり,質疑応答では活発な議論が展開されました。さらに,こうした学生の取組と研究に対して,研究部会終了後も参加者から高い評価と関心が寄せられました。