2016年1月31日から4月29日までの期間実施された、リヨン政治学院への留学プログラムが無事終了しました。
コース内容は政治学と地域研究を中心としたものであり、
「フランスと米国の外交関係」「イタリア政治史」「ヨーロッパの国家とナショナリズム」
といった科目群の中から受講をします。
授業はヨーロッパや米国、アフリカ諸国からの留学生も受講しており、
英語力のみならず専門科目の知識の必要性を強く感じた学生も多くいたようです。
また、フランス語の授業も必修となっており、初心者でも学べるように設定されたコースとはいえ、
授業内容を全てフランス語で話すレッスン形式のため、授業についていけるよう、学生達は大変努力をしました。
初めは授業についていけず苦労していた学生達も、共に切磋琢磨する中で理解度が増していきました。
帰国後に専門科目を一層勉強したいという気持ちを持ったり、
フランスほかヨーロッパへの長期留学や大学院進学を志す学生も出てきました。
さらに、他の国からの留学生やフランス人学生、教員との交流も深まり、大変充実した留学生活となりました。
*リヨン政治学院留学プログラム
このプログラムは、フランスのエリート養成校、グランゼコールの一つであるリヨン政治学院が提供する、
英語による正規の専門科目コース French and European Studiesを受講し、
一定の成績を収めた学生は同学院より修了証を受領するというもの。
協定留学の一環として実施されるため、
修得した単位は政治経済学部の類似科目で単位認定されるとともに、
明治大学外国留学奨励助成金の対象となり、対象者には助成金が支給される。