東日本大震災の風化を防ぐことをテーマに、震災直後から福島県新地町を支援している東京YWCAと共催で、フォーラムを開催いたします。
3回目となる今年は、震災当時、町内唯一の中学校である尚英中学で教頭をされていた松本一宏氏と、被災地から600キロ離れた名古屋から、新地町の3つの小学校とテレビ電話相談を通して子どもたちの心のケアを行っている名古屋YWCAの赤澤ヒロ子氏、そして新地町役場で復興推進を担当している小野好生氏をゲストに招き、震災当時からこれまでの子どもたちの様子・心の変化について、また新地町の現状や取組について、それぞれの立場からお話を伺います。
復興のさなかにある新地町で体験した、学生のボランティア活動の話を交え、首都圏に住む私たちがどのように被災地に関わることができるのか、より多くの方と考える機会になればと思います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
〇第3回 被災地とこころをつなぐ「東日本大震災の風化を防ぐフォーラム」
~福島県沿岸の町「新地町」の取り組みと首都圏のわたしたちができること~
〇2015年6月13日(土)13:30開始(13:00開場)
会 場:
駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
対 象:一般(定員192人)
参加費 :無料
〇タイムテーブル
13:00 映像「知られざる被災地 福島県・新地町」制作/情報コミュニケーション学部 川島ゼミナール
13:30 開会挨拶
松橋公治(明治大学震災復興支援センター長)
池上三喜子(東京YWCA東日本大震災被災者支援プロジェクト)
※司会・進行 鳥居高(明治大学震災復興支援センター副センター長)
13:40 震災と子どもたち -新地町立尚英中学校で教頭を務めて-
松本一宏氏(相馬市立八幡小学校校長/前・新地町教育委員会課長補佐兼指導主事/震災当時:新地町尚英中
学校教頭)
14:20 子どもたちの心のサポート -新地町小学校「テレビ電話相談」-
赤澤ヒロ子氏(公益財団法人名古屋YWCA シンチ・ハート・プロジェクト)
14:50 被災地でボランティアを経験した後に感じたこと、考えたこと
白崎絵さん(明治大学商学部3年)
清野真登さん(明治大学農学部3年)
15:10 休憩(10分)
15:20 新地町はいま
小野好生氏(新地町復興推進課長)
15:50 フロアとのディスカッション
16:20 閉会
主催 東日本大震災の風化を防ぐプログラム実行委員会
共催 公益財団法人東京YWCA/明治大学震災復興支援センター
協力 公益財団法人日本YWCA