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産公学連携によるユビキタス商店街プロジェクト
全国の商店街の活性化のモデルケースを目指す「産」「公」「学」のスクラム
 
　 明治大学（東京都千代田区、納谷廣美学長）、品川区（東京都、高橋久二区長）、わが国最大級の商店街である品川区内戸越銀座商店街連合(戸越銀座商栄界商店街（振）、戸越銀座商店街（振）、戸越銀座銀六商店街(振））は、商店街活性化事業において、研究ならびに事業推進を共同で行うことに合意いたしました。

　本プロジェクトは、２００６年度から同商店街にて事業化予定の電線類地中化事業に並行し、商店街全体を光ファイバー網のより広域ローカルエリアネットワーク化、地域住民、商店街店舗、商店街を往来する方々同士のさまざまなコミュニケーション方式について実証実験すると同時に、これらのツールを用いた商業ベースの各種事業を明治大学インキュベーション施設入居企業「株式会社COCO・WA・DOCO（ココワドコ）」らを中心に企画、開発していくものです。防犯・防災・福祉・環境・安心をキーワードに、全国の商店街活性化のモデルケースとなることを目指します。

　現在、言葉やイメージ、そして技術的な側面だけが先行してしまっている「ユビキタス」を、２００５年９月に秋葉原クロスフィールド内に開設予定の明治大学秋葉原サテライトキャンパスでの実験・デモンストレーション後に戸越銀座商店街という広大なフィールドにおいて実現し、商業ベースのサービスとして地域社会に提供するという試みです。推進体制としては、産公学共同ということに加え、広く産業界から各種リソースの提供を募っていきます。

　２００５年までに、全体事業の詳細仕様を策定。ひきつづき、品川区が関係省庁への手続き等を行い、同年４月より移設工事の開始、２０１２年に、戸越銀座ユビキタス商店街が正式に稼動する予定となっています。
 
 
 
 
  2005年7月22日の記者会見にて（場所アカデミーコモン）
写真:前列[左から]半田正浩(株)COCO・WA・DOCO代表取締役、長吉泉明治大学理事長、濱野健品川区助役、白井宗光戸越銀座商店街連合会会長
  

<リンク>
品川区
戸越銀座商店街
明治大学
(株)COCO・WA・DOCO

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