全学ビジョン達成のための重点施策

3. 研究における重点施策

飢餓や貧困、格差、地球温暖化などの社会問題に向き合い、持続可能な社会の実現を目指し、本学の研究活動をさらに「前へ」推進します。そのために、以下に掲げる事項を実践します。

革新的な研究を推進し、「研究のMEIJI」として世界でのプレゼンスを高めるため、国内外の様々な機関との共同研究や産学官共同研究を推進します

  • 国内外の様々な機関との連携を強化するため、研究組織である特別推進研究インスティテュート、研究クラスター、特定課題研究ユニットを充実・発展させていきます。
  • 共同研究や産学官共同研究を推進するため、高等研究院を活用して革新的な国内外の研究者の短期招聘、優秀な研究者の任用を行います。
  • 研究の国際化や国内外の様々な機関とのネットワーク拡大に資するため、それに特化した新たなサバティカル制度を構築し、運用します。
  • 共同研究や産学官共同研究を推進するため、本学の研究発信を強化します。そのために大学リサーチアドミニストレータ(URA)からなるリサーチマーケティングチームを設け、研究者データベースなどから効果的な研究発信(マーケティング)を行います。
  • 国際的な共同研究や本学のプレゼンス向上に繋げていくため、大学や研究者自身の世界での立ち位置が視覚的に把握できる環境を整備します。
  • 海外研究者との共同研究を促進するため、モビリティを高める支援策を推進します。

学外研究資金の戦略的獲得支援や共同研究の受け入れ支援をはじめ、国内トップクラスの研究体制・研究環境を構築します

  • 本学の研究体制強化のため、特別推進研究インスティテュートや研究クラスターなどの研究組織を継続的に充実・発展させるとともに、国内外の研究者の受け入れをさらに推進します。
  • 研究を戦略的に支援する体制を整備・強化するため、大学リサーチアドミニストレータ(URA)を導入します。
  • 学外研究資金の獲得のため、申請に関わる支援を強化するとともに、研究組織のすそ野を広げるよう様々な支援を行います。
  • 先端研究を支える高度な大型装置などの研究設備をさらに充実させます。

次代を担う研究者育成のための研究支援体制を構築します

  • 本学の研究力を高めるため、長期海外滞在制度や国際共同研究支援制度の充実により、国際的なネットワークを作れるリーダーを育成します。
  • 次代を担う研究者の研究支援を強化するため、学内の競争的研究資金の重点配分を行います。
  • 助教や助手の採用枠を拡充し、それらの育成体制を整備します。
  • 博士後期課程の大学院生を次代を担う研究者と位置付け、育成に励むとともに研究のすそ野を拡大します。

学部・研究科の枠を超えた共創・学際的研究を推進し、その成果を社会や産業界へ還元します

  • 共創・学際的な研究を推進するため、高等研究院を活用して革新的な国内外の研究者の短期招聘や、優秀な研究者の任用を行います。
  • 共創・学際的な研究を評価するため、学内に大学リサーチアドミニストレータ(URA)からなるリサーチマーケティングチームを設けます。
  • 研究成果を社会や産業界へ還元するため、知的財産を適切に管理・活用していくとともに、講演会やシンポジウムをはじめ、新たな手法により発信します。
  • 研究成果の社会還元を推進するために、研究発信促進助成制度を構築します。
  • 研究機関として社会的責任を果たすため、創生された研究成果をリポジトリにより公開します。