全学ビジョン達成のための重点施策

4. 社会連携・社会貢献における重点施策

本学が保有する人的資産や図書館・博物館などの知的資産を活用し、社会および地域との連携を深め、「知の拠点」となります。また、社会や産業界に貢献し、教育・研究のみならずスポーツや文化活動においても交流を深め、持続可能な社会の実現に向けて「前へ」と進めるために、以下に掲げる事項を実践します。

明治大学が持つネットワークを最大限に活用し、国内外の地域連携活動を推進します

  • 学内で取り組む地域連携活動について情報を集約するとともに、自治体をはじめとする地域社会からの要望などとのマッチングを図り、全学的な地域連携事業のハブ的機能を果たします。また、ハブ的機能を果たすために構築するサイトを充実化し、学内外に対して積極的に情報発信します。
  • 創立者出身地域およびキャンパス所在地域自治体との連携を推進するとともに、地域ブロックにおける地域連携拠点の確立を目指します。
  • 国内外で活躍する校友と連携して、各種事業を展開し、人材育成の観点から大学の知的財産を活用した事業に取り組みます。
  • 持続可能な17の開発目標(SDGs)の目標達成のために、海外の高等教育機関などと連携した事業を実施します。
  • 国際社会に貢献するための海外ボランティアや、現地企業と連携した海外インターンシップを推進します。

地域社会に開かれたリカレント教育を含む生涯学習の拠点として、学びの機会を提供します

  • リカレント教育を含む生涯学習機関としての質的向上および運営体制・財政基盤の強化を目指し、既存講座の充実と見直しを図るとともに、多様なニーズに応える講座カリキュラムを展開します。
  • 「本学と社会をつなぐ智の架け橋」としての役割を明確化し、連携事業の取組方針を定めて「学び直し」のブランド化を推進します。
  • 地域社会への知の還元のため、図書館・博物館や研究機関と連携した講演会やシンポジウムを開催し、生涯学習の機会を提供します。
  • 学外者も受講できる教員免許状更新講習・司書講習を実施し、教育専門職制度の発展に貢献します。
  • 地域社会の小中高校生に対し、研究成果の発信のために出張講義や各種講演会を展開します。

国・自治体・企業や諸団体と連携した事業を展開します

  • 地域社会や産業界の活性化・発展、政府や国内外の連携機関の取り組みに貢献していくため、本学が蓄積した様々な資料を活用した連携事業や、インキュベーション施設などを利用したベンチャー支援など、産官学連携活動を推進します。
  • 企業などからの要望に応じたオーダーメイド型社員研修の充実・強化を図り、企業と連携した人材育成を広く展開します。
  • 少子・高齢化を見据えて、地域社会が求めている生涯教育への協力を推進します。

スポーツや文化活動を通じた地域・社会貢献を推進します

  • 総合大学としての強みを生かし、スポーツ・文化・課外活動団体と連携を図って、幅広く地域・社会への貢献を推進します。
  • 体育会各部が個別に行っている地域・社会貢献活動を支援するとともに、各部横断的な地域・社会貢献活動を推進します。
  • 学生団体・サークルの活動内容などの情報を広く社会発信し、地域社会・団体のイベントに協力するなど、明大生と地域社会がつながる機会を提供します。