森田幸恵さん
私は、社会というものはビジネス中心で動いていると考えていたので、大学ではビジネスの実用的なことを学びたいと考え、商学部に進学することにしました。
商学部では様々なことを学びましたが、私を最も成長させてくれた経験は、大学と地域が連携してお互いを活性化させることを目的とした「広域連携支援プログラム」に参加したことです。これは文部科学省の現代GPに採択された活動で、自分たちで店舗を運営したり、地元の小学生に金銭教育を行ったり、ITを活用した広域的コミュニティ作りに関わったり……といった10のプロジェクトから成り立っていました。
私はこの活動を通じて、社会の厳しさや自分の小ささ、人との関わり方などの基本的なことを知らなかったこと、自分たちで行動しなければ何も始まらないということを痛感した一方で、自分が一所懸命考えて行動に移した分だけ得るものも大きくなるということを実感することができました。ここで学んだことは、これから生きていく上での私の原点になると思っています。
自分でお店を作れて、経営もできる。フリーペーパーも発行できる。自治体のトップとも直接交渉ができる。こんなぜいたくな経験は、明治大学商学部の学生ならではのものと、バックアップしてくれた商学部には本当に感謝しています。明治の商学部には、座学で学んだことを実践する場、自分をより大きく成長させることができる舞台が用意されています。これから入学される方には、ぜひこうした活動にも積極的に参加し、貴重な経験を自分のものにしてほしいと思います。
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