「情報」とはマスメディアや書籍、スマートフォンやパソコンから得る静的なもの。「コミュニケーション」とは人と人が言葉やジェスチャーを通して情報を伝え合う動的なもの。私たちはこの2つが一体化したプロセスで、切り離すことができないと考えています。この学部では一体どんな経験・学びを得られるのでしょうか?
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学部がわかる9つのポイント
情報コミュニケーション学って?
自ら問いを立てる / 学際性と多様性
高度情報社会の問題は、複雑で多岐にわたります。そのため、さまざまな分野の「知」を習得したうえで、問題に取り組まなければ解決に至れません。情報コミュニケーション学部は「学域横断的」に学べることが大きな特徴です。自ら問いを立てて、幅広い分野から多角的な視点を養い、あなたなりの「情報コミュニケーション学」を確立していきます。
学科・科目
1学科800授業から選択/ マイカリキュラム
情コミは皆さんの主体性を最大限に尊重します。必修授業はなんと一つだけ。約800にのぼる授業の中から自由に選ぶことができます。入学後、学問・研究の基礎を身に付けながら、授業選択のガイド役となる「履修モジュール」を参考に、あなたの興味・関心があるテーマに沿った履修科目を自由にカスタマイズしていきます。
国際・留学
世界を身近に / 誰でも挑戦できる国際交流
情コミでは語学能力に自信がなくても、グローバルな学問・研究に挑戦できます。「世界のキャンパスから」の授業では、世界中の研究者が週ごとに入れ替わって講師となり、最先端の学問を日本語で学ぶことができます。短期留学プログラムは「ミッション遂行型現地留学」と銘打っています。例えば、「ニュージーランドで現地取材をしてロケ番組を制作する」など、語学能力は問わず、とにかくミッション達成に向かって必死に取り組む中で学びを得るのです。さらに、半年~1年間の期間での学部間協定留学の制度もあります。
創造と表現
映像・アート・音楽・ダンスなど / あらゆる表現を支援
情コミは、皆さんが「何かを創造して表現する」ことがとても重要だと考えています。例えば、「映像表現論」の授業ではメディアリテラシーを学ぶにあたり、テレビ局のスタッフに指導を受けながら、番組制作について実践的に学びます。また、「音楽表現論」では現在のポピュラー音楽のベースとなっている西洋音楽と黒人音楽の特徴を検証し、日本で生まれた音楽表現を学びます。さらには、地域交流と国際交流の観点から「Art-Live-Rally」というプロジェクトを企画し、研究に裏付けられた映像×音楽×ダンスなどのパフォーマンス披露を通じて、「アート(芸術)」に着目したコミュニケーションのあり方を考えるゼミナール活動もあります。
ゼミナール
専門分野を少人数で/1年生から
語学
言語背景も学ぶ / 多彩な語学教育
コミュニケーションの一つとして、言語はとても重要です。外国語は、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・韓国語・タイ語から選択が可能。また、「SPICE」という英語強化プログラムも用意しています。さらに、語学検定試験の費用補助など、手厚く学習のサポートをしています。また、私たちはその言語の背景を理解することも大切だと考えています。2021年からスタートしている新カリキュラムでは、「フランスとファッション」、「ドイツと映画」など、各言語が使われる地域の社会や文化に触れ、現地の言葉に興味が抱けるような授業も開講しています。
研究交流祭
ゼミの成果を発表/学年を超えた交流
ゼミで取り組んだ研究成果を披露する場として、「研究交流祭」が開催されています。ゼミ活動に力を入れている情コミでは、入学直後からゼミに所属でき、1年生から研究発表に挑戦する学生もいます。発表に向けて学生どうしで議論を重ねたり、先生にマンツーマンで指導を受けたりと発表に向けて準備する経験は、社会に出たときの素養になります。
また、他の研究発表を聴講することで触発され、新しい学問分野に踏み込む学生もいます。まさに、情コミの特徴である「学際性」が象徴される一大イベントになっています。
教員紹介
成長をサポート / 多分野で活躍する教員たち
多様な学問分野を扱う情コミには、社会科学をはじめ人文科学や自然科学を専門とする教員が揃っています。専門分野は違えど、情コミの先生は皆、「現代社会とどう向き合うかを意識した研究テーマ」を持っています。ここでは、皆さんの成長をサポートすることに全力で取り組む先生を数名紹介します。
キャリア教育・進路
幅広い就職先 / 4人に1人がマスコミ・通信業界へ
学域横断的に学ぶ情コミは、進路も幅広く、あらゆる業界への就職実績があります。さらに、1年生から将来を考えるため、学部独自のキャリアデザイン科目群を設置するなど、企業や社会とつながる場を積極的に設けています。まずは、業種にこだわるのではなく「世界から貧困をなくしたい」「エンターテインメントで人々を楽しませたい」といった、大きな志を持ちましょう。就職とはそれを実現するためのものである、という意識が大切です。
情報コミュニケーション学部基本情報
- 学科
- 情報コミュニケーション学科
- 入学定員/専任教員数
- 520人/52人
- 大学院
-
情報コミュニケーション研究科
(情報コミュニケーション学専攻)