情コミは「ガクの情コミ」を掲げています。ここでいう「ガク」とは学・楽を表しています。本来、勉学・研究とは楽しいものなのです。⽂学・哲学・法学といったように2 ⽂字の⽇本語で表される学問は、中世のヨーロッパの⼤学のカリキュラムの中から創られました。それらが、思惟・思索という世界を構築してきたのです。情コミでは、この良き伝統を継承しつつ、現代社会と向き合うために、①社会の⟨現在⟩を捉える、②多様で学際的なアプローチ、③創造と表現、といった3 つの柱を掲げ、それを実現するためのカリキュラムを組み⽴てました。情コミにはさまざまな専⾨分野の教員が多様なゼミ・講座を展開しています。その特徴をうまく利⽤し、3 つの柱を意識して学問・研究に取り組んでみましょう。
さらに、現代社会と向き合うためには、“世界”を知ることも必要となります。「ガクの情コミ」では「世界のキャンパスから」→「短期留学」→「長期留学」という3 ステップによる国際交流プログラムも⽤意しています。「ガクの情コミ」での学問・研究によって、今までになかった世界が⾒えてくるはずです。
情報コミュニケーション学部長 須田 努