Go Forward

学部長メッセージ

「ガクの情コミ」で現代社会と向き合う力を

はじめに

学部長

 情報コミュニケーション学部は「ガクの情コミ」を掲げていきます。この「ガク」とは学・楽を表しています。本来勉学とは楽しい知的営為であり、もちろん研究は創造的なものです。「ガクの情コミ」でそれを体験できるわけです。
 大学での学問・研究に“正解”はありません。答えは、各自の立場・認識によって変わってくるのです。それが多様姓というものです。それを認めた上で、議論が始まります。よりよい、答えをもとめて。
 しかし、そのためには、好奇心をもち思惟・思索を続け、自己を律する教養を身につける必要があります。それを提供するのが「ガクの情コミ」の3つの柱とカスタマイズできるカリキュラムです。
3つの柱
 現代社会はネットワーク技術に支えられながら、高度情報社会の段階に突入しました。その一方で,大震災・原発事故,新型コロナウイルス流行で露呈した非常時の危機管理問題,ネット上での様々な犯罪や情報セキュリティー,さらに,多様姓と多文化共生の一方で広がる排他主義の問題など,現代社会は様々な問題が複雑に絡み合っています。
 こうした現代社会の抱える諸問題に対して、本学部は「情報コミュニケーション」の視座から、①社会の〈現在〉を捉える、②多様で学際的なアプローチ、③創造と表現、という3つの柱を掲げ、学際的な方法で切り込んでいきます。
カスタマイズできるカリキュラム
 和泉キャンパス(1.2年次)、駿河台キャンパス(3.4年次では)では、それぞれ「社会科学」「人文科学」「自然科学」、「社会システム」「文化と表象」「人間と環境」といった3つのフレームを設置し、その中に「社会学」「哲学」「都市情報論」といった科目が配置してあります。1.2年次にはいくつかの縛り(必修)はありますが、好きな科目をカスタマイズして学べるように、科目選択の自由度を高めてあります。3.4年次にはまったく必修はありません。
卒業後の進路

 本学部からは、マスコミ・情報ビジネス、研究機関、教員・公務員、国際機関など多彩な分野に卒業生を送り込んでいます。これはあくまでも事例にすぎません。卒業後の進路選択においても、「ガクの情コミ」での四年間をステップとして、独自の視点をもった“わが道のプロフェッショナル”として巣立っていってほしいと願っています。

おわりに
 4年間で自分の進むべき道をみつけましょう。それは、職業をみつけるという意味ではありません。自己を社会の中に位置づけ、社会に貢献できる道です。わたしたち「ガクの情コミ」の教員は、さまざまな分野の研究者です。授業・ゼミを通じて、わたしたちはみなさんを支援していきます。 
情報コミュニケーション学部長  須田 努