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情報コミュニケーション学部のゼミナール教育

情報コミュニケーション学部のゼミナール教育について

基礎ゼミナール



1年次配当の基礎ゼミナールの目的は、第1に、各担当教員が設定したテーマを中心に学習する中で、大学生として身につけるべき、学術的な論理的思考、専門資料の収集・分析方法、論文・レポートによる表現手法、プレゼンテーション、ディスカッションの技法などの基礎について修得することです。第2に、現代社会における情報とコミュニケーションの意義と機能を知り、学生各自の問題関心を高めることです。また第3に、学生が各自の関心に応じて、「4年間の学習デザイン」を設計できるよう、ゼミナール担当教員がアドバイザーとして適宜学生の相談に応じます。

問題発見テーマ演習A・B



2年次配当のこのテーマ演習は、セメスター制の半期2単位科目として開講され、一つのテーマについて集約的な議論や輪読、また、フィールドワークや作品制作などを少人数で行います。多様なテーマと出会うこの演習のなかで、学生自身が、問題発見能力を身につけていくことを目的とします。

問題分析ゼミナールⅠ・Ⅱ



3年次に配当される問題分析ゼミナールⅠ・Ⅱでは、問題発見テーマ演習A・Bにおいて身につけた問題発見力を発揮して、各担当教員の主要担当科目から設定したテーマを学習する中で、現代社会における情報コミュニケーションの意義と機能を踏まえて、問題点のさらに深い理解と洞察力を養うことを目的とします。このゼミナールでは、2年次までに培われた、論文・レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方、ディベートの仕方等に加え、ケーススタディーやフィールドワークなども取り入れ、情報コミュニケーション力を一層磨きつつ、課題解決に向けて有効な問題分析力を養っていきます。

問題解決ゼミナールⅠ・Ⅱ



4年次に配当される問題解決ゼミナールⅠ・Ⅱでは、問題発見テーマ演習A・B、問題分析ゼミナールⅠ・Ⅱで培われた、現代社会における情報コミュニケーションの意義と機能やその問題点の発見・分析力を基礎にして、各担当教員の主要担当科目から設定したテーマを学習する中で、より学際的・総合的な見地から、社会に対して実際に有効な形で政策提言を行い、また社会に主体的・能動的に参加するための能力を養うことを目的とします。このゼミナールでは、4年間の学習効果の総決算として、卒業論文や卒業研究を完成させます。それはまた、卒業後の目標に向かって進むための出発点となるものです。

pickup!ゼミナール

島田ゼミナール

テーマ:コーヒーから見る国際経済と国内のまちづくり~グローカルの実践としての神保町コーヒー・プロジェクト~
 島田ゼミでは、独自のコーヒー文化を持つ神保町の魅力の発見・発信を通じて、「街づくり」と「SDGs」に取り組んでいます。
Think Globally, Act locallyの実践として、「途上国の貧困」と「街づくり」という2つの社会問題に取り組んでいます。

根橋ゼミナール

テーマ:異文化コミュニケーションと多文化共生
外国人集住地でのフィールドワークやヒューマンライブラリーの実施、インターナショナルスクールの生徒・留学生や海外大学の学生との交流を通じて、多文化共生・異文化コミュニケーションを学びます。
自分とは異なるバックグラウンドを持つ人々と関わる機会が沢山あります。

竹中ゼミナール

テーマ:組織社会学ー現代社会学を読み解く
 企業や大学、病院など現代社会のあらゆる「組織」について、グループ研究や研究交流祭の発表、卒業論文執筆を通じて学びます。

波照間ゼミナール

テーマ:芸術コミュニケーション研究-社会におけるアートの役割・問題を検討する-
 ダンスや音楽、映画、衣装など様々な表現やアートについて、独自イベント「Art Live-Rally」の実施計画・運営を通じて研究します。