私立大学で初めて経営学部を設立したのは、明治大学です。設立以来、時代に応じた国際的なビジネスリーダーを常に送り出してきました。 では現在求められるビジネスリーダーとはどんな姿でしょうか?私たちは「グローバル経営人材」と「価値創造人材」だと考えています。 経営学部の教育プログラムは常にこの考え方を軸としています。私たちと経営の最先端の学びをともに体感しましょう。

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学部がわかる9つのポイント

私学初の経営学部

1953年創設 / 明日に役立つ人間を作る

「教育は今日に役立つ人間をつくるのではない。明日に役立つ人間をつくるのだ。」これは1953年、私学初の経営学部を創設した佐々木吉郎(初代学部長)の言葉です。私たちはこの価値観を今でも大切にしています。目まぐるしく変化し、予測が難しい現代社会。だからこそ時代に応じて、経営の視点から問題を早期発見・解決し価値を創造できる力を養成するため、私たちは変わり続けてきました。常にアップデートしてきたフットワークの良い学部だとも言い表せます。

  • Photo 経営学部創設者・初代学部長 佐々木吉郎と授業風景
  • Photo 学部開設当時の校舎(駿河台キャンパス)のようす

学科・科目

2年生から学科別 / 3学科

経営学部には「経営学科」「会計学科」「公共経営学科」の3つの学科があります。「経営学科」では主に営利企業のマネジメントを、「会計学科」では会社の利害関係者に役立つ会計情報について、そして「公共経営学科」では行政組織や非営利組織やスポーツに関わるマネジメントについて学びます。ただ、各学科に分かれるのは2年生の4月から。1年生の間はどの学科にも所属せず、経営の基礎を幅広く学びます。入学後に各学科で学べる内容をしっかり見極め、自分の興味や問題意識に照らし合わせ、納得して学科を選んでほしいのです。なお、他学科の授業を受けることもできます。

  • Photo 「価値創造人材」「グローバル経営人材」の育成を目標に、すべての教育プログラムが組み立てられている
  • Photo 1年生で経営学の基礎を身に付けたうえで2年生から3学科に分かれます

国際・留学

学部独自の制度充実 / レベル・ニーズに応じた留学

「グローバル経営人材」の育成を掲げる経営学部では、ビジネス現場や留学を意識した英語関連科目や国内でのグローバル教育プログラムが充実しているうえで、海外の経営学系学部と豊富なネットワークを持っています。そのため、経営学を学べる学部独自の留学プログラムが数多く用意されています。
留学先、期間、学べる内容など、自分の学びに合った留学スタイルを柔軟に選べます。入門的な位置づけのプログラムとして、短期留学の「IBP」、海外で社会貢献活動を体験する「GSL」、短期間でビジネスを専門的に学ぶ海外研修「ISIBM」が用意されており、語学力の向上を待たずして留学できることが大きなメリット。大学や学部独自の協定校への半期~1年間の留学制度はもちろん、海外の大学と明治大学の2つの学位が取得できるデュアルディグリー・プログラムまで、レベル別にとことん充実したラインナップが用意されています。

  • 【動画】留学をテーマにした教員と学生たちの対談 【動画】留学をテーマにした教員と学生たちの対談
  • Photo 学部独自の入門的な留学プログラム「IBP」
  • Photo 海外でビジネスの専門知識を学ぶ短期間の研修プログラム「ISIBM」
  • Photo 海外でビジネスを学べる学部独自の留学制度が充実

GREAT

グローバル経営人材育成トラック / 4年間英語で学ぶ経営学

世界を舞台にビジネスで活躍したい。そんな思いが明確なあなたには、4年間切磋琢磨できる特別な環境を用意しています。それがグローバル経営人材育成トラック「GREAT」。外国人留学生を含め、同じ志を持つ仲間で特別編成された少人数クラスで、経営学をはじめとする専門科目や教養科目を英語で学びます。入学直後から海外留学を視野に入れ、実践的な英語のスキルを徹底的に磨きます。3年生からは英語で大学院の専門科目の授業を受けることができます。
※TOEIC®や英語4技能資格・検定試験のスコアを参考に選出された約100名が対象になります。(所定の要件を満たせば入学後にも加入可能)

  • 【動画】少人数で特別編成される「GREAT」とは? 【動画】少人数で特別編成される「GREAT」とは?
  • Photo GREATは特別編成された少人数クラスで学ぶ
  • Photo GREAT参加者から海外のトップ大学に留学する学生も多数(写真はハーバード大学)
  • Photo GREAT参加者から海外のトップ大学に留学する学生も多数(写真はハーバード大学)

CAP

高度職業会計人養成トラック / 4年間で会計のプロを目指す

4年間を通じて、公認会計士などの資格合格を目指します。将来は高度職業会計人として、会計の専門性を武器に活躍したいと希望する学生であれば、誰でも参加でき、要件を満たせば修了証書が授与されます。資格の早期取得を後押しするため、 1年生からオンライン授業を導入した専用クラスが用意され、自分のペースで時間をかけて何度も学習することができます。また、きめ細やかなサポート体制も充実しており、教員と個別に相談ができるのが大きなメリット。さらに、大学院の授業を履修することもでき、学部のレベルを超えたアカデミックな会計の知識と実践的なスキルを在学中に学べます。

  • 【動画】大学4年間で会計のプロを目指す「CAP」とは? 【動画】大学4年間で会計のプロを目指す「CAP」とは?
  • Photo CAPでは会計のプロを目指す学生を4年間手厚く支援している
  • Photo 入学直後からCAP専用の科目を用意し、会計のプロを目指す学生の学びをサポート

DIGIT

デジタル経営人材開発トラック

インターネットやAIの普及で社会は急速に発展し、そのスピードは今後も加速していくと予想されます。これに対して明治大学は、全学部の学生が受講できる数理データサイエンスのプログラムが設置していますが、経営学部はこれに加えて、学部独自プログラムを用意。入学時に登録をしてから4年間、実際のソーシャルデータからインサイトを分析したり、新しい社会を見据えたプロセス改革・新製品サービス開発に取り組んだりと、ビジネスを意識した実践的な科目を通じて、イノベーションを創出できる「デジタル経営人材」を育成します。卒業後は、リサーチャー、コンサルタント、ブランドマネージャー、CIO/CDOといった多様なフィールドで活躍することが期待されます。

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アクティブラーニング

社会現場を体感 / 座学+フィールドで学ぶ

もちろん座学で学ぶことも大切ですが、重要な情報は実際に現地で調査しないと得られない、と私たちは考えています。そのため、教室の外、社会の現場を体感するプログラムを数多く用意。「フィールドスタディ(FS)」の授業では、ローカルからグローバル、営利から非営利の幅広い対象からテーマを選び、現地調査を行い、独自の考察を加えたレポートを作成します。「グローバル・サービスラーニング(GSL)」は、社会奉仕活動を経験しながら、その課題解決を考える約2週間のプログラムです。発展途上国の孤児院や山村集落、スラム街などを訪れ、現地の深刻な社会課題に直接触れることで社会的役割を自覚し、解決には何が必要なのか、深く考えられる貴重な機会となります。

  • 【動画】社会の現場を体感するプログラムに参加した学生と教員の対談 【動画】社会の現場を体感するプログラムに参加した学生と教員の対談
  • Photo 「グローバル・サービスラーニング(GSL)」は海外で社会奉仕活動をしながら、その課題解決を考える
  • Photo 「グローバル・サービスラーニング(GSL)」フィリピン(セブ島)での実習のようす
  • Photo 現場を体感し、現場で学ぶ体験型授業「フィールドスタディ(FS)」企業訪問のようす
  • Photo 現場を体感し、現場で学ぶ体験型授業「フィールドスタディ(FS)」地方都市の現場
  • Photo 現場を体感し、現場で学ぶ体験型授業「フィールドスタディ(FS)」海外実習編のようす

ゼミナール

教員との距離が近い / 1年生から

学科の垣根が低い経営学部では、他学科の授業が受けられるほか、少人数で活動するゼミナールも全学科共通で選べます。同じ分野に興味・関心をもつ仲間、その専門分野の教員とともに、個々の研究テーマに向かって真剣に活動する中で、フィールド調査・ディスカッション・プレゼン・論文作成能力などの実践的な力が身に付きます。
経営学部のゼミの雰囲気は、「先生との距離がとにかく近い」ことが特徴です。ゼミ対抗プレゼンテーション大会やスポーツ大会では、ゼミ一丸となって取り組み、表彰式では教員・学生みんなで喜びや悔しさを分かち合います。

  • Photo 少人数で活動し、社会の現場にも飛び出していく
  • Photo ゼミナールの授業のようす
  • Photo 和気あいあいとした雰囲気の先生とゼミ生
  • Photo 「先生との距離がとにかく近い」のが経営学部のゼミの特徴
  • Photo 全力で学び、全力で遊ぶ。ゼミはキャンパスライフを彩る
  • Photo プレゼン大会に向けて熱心に取り組んだり、ゼミで合宿を実施したりと精力的に活動する

キャリア教育・進路

学部に特化したプログラム / 1年生から社会課題を意識

経営学部で培った体験や問題発見解決スキルを生かして、グローバル企業、公務員、会計の専門職、や非営利組織など、幅広い分野での活躍が期待されます。また、3年間で学位(学士)が認められる早期卒業制度があり、大学院の2年間と合わせて最短5年で修士が取得できます。
また、学部では独自のキャリア教育を展開しています。「キャリア形成入門」の科目では、社会現場の課題を取り上げて、調査・分析・発表する機会が豊富にあり、 1年生からビジネスの実践に即した体験ができます。また、「経営総合講義」の科目では、経営者や第一線で活躍する方をゲスト講師として招き、現場でのリアルな体験談やキャリアにとって刺激となる話を聞くことができます。

  • Photo 「キャリア形成入門」ではキャリアとは何かを考え、社会人基礎力を養う
  • Photo 「キャリア形成入門」ではキャリアとは何かを考え、社会人基礎力を養う
  • Photo ビジネスシーンを想定した問題解決型学習(PBL)を行う「フューチャースキル講座」
  • Photo 「早期卒業制度」はこれまで20名以上の学生が利用している

経営学部基本情報

学科
※各学科の所属は2年生から
経営学科
会計学科
公共経営学科
入学定員/専任教員数
745人/77人
大学院
経営学研究科
(経営学専攻)

キャンパス

和泉キャンパス(東京都杉並区)

6つの学部(法・商・政治経済・文・経営・情報コミュニケーション)1〜2年生と大学院生が学ぶフレッシュなキャンパス。和泉図書館はグッドデザイン賞を受賞。

駿河台キャンパス(東京都千代田区)

6つの学部(法・商・政治経済・文・経営・情報コミュニケーション)3〜4年生と大学院生が学ぶ。東京の中枢:千代田区に位置し、博物館やマンガ図書館なども有する。

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