デジタル経営人材開発トラック (DIGIT: Digital Insights for Growth and Innovation Track)

デジタル経営人材開発トラック (DIGIT: Digital Insights for Growth and Innovation Track)

DIGITについて

DX時代に即した教育プログラム 「デジタル経営人材開発トラック:DIGIT (Digital Insights for Growth and Innovation Track)」 2024年度始動

2019年に発表された政府の「AI戦略2019」において、「文理を問わず、全ての大学・高専生が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得すること」が目標として掲げられ、デジタル人材の育成があらゆる分野において求められています。
経営学部では、「デジタル経営人材開発トラック:DIGIT(Digital Insights for Growth and Innovation Track)」を設置し、データサイエンス・数理統計・AI等のデジタル技術を利用・活用してビジネスデータ・ソーシャルデータの分析からインサイトを探索し、新たな社会の在り方やプロセス改革・新製品サービス開発・事業創造等のイノベーションを創造できる「デジタル経営人材」(経営学部が掲げる「価値創造人材」の一類型)を育成します。

DIGITの目的(育成する人材像)

DIGIT人材像

インターネット・IoT・AI等の技術革新によって、社会・経済のデジタル化が進展しています。
これからの経営においては、その動きに的確に対応し、より良い戦略・製品サービス、政策を立案するうえで、次のような能力が求められます。
① 経営課題を認識・選定する能力
② データ資源・数理・AI等のデジタル技術を活かしたプロセス・製品・事業を革新する能力
③ データサイエンス・AI等を活用しデータを分析する能力
④ 経営に関する理論・知識を理解し、応用する能力
⑤ 課題解決に向けて、ステークホルダー(経営層、データサイエンティスト、顧客やパートナー、地域社会)と連携・調整する能力
 
⇒ これらの能力をもった人材を『デジタル経営人材』と定義します。
 

DIGITの特徴

DIGIT全体像

(1)データサイエンスに関する基礎力・スキルの獲得と併せて、経営学部の3学科(経営学科、会計学科、公共経営学科)に設置されている豊富な関連科目での専門知識の習得を組み合わせることで、様々な課題解決に向けて「データを活用」する能力を身につけます。
(2)初年次からの積み上げ学習を行うため、「DIGIT入門演習」による動機付けからスタートし、基礎力・スキルの獲得後に、関連専門知識の習得と合わせ、「DIGIT実践演習」で応用力を開発します。
(3)「DIGIT実践演習」では、産学連携体制のもと、実際のビジネス課題・社会課題を題材に、実データに基づくプロジェクト型課題発見・解決学習(PBL)に取り組みます。学科横断のプログラムとして、デジタル経営を行ううえで必要となる様々な分野の実践的演習テーマを設置します。(ファイナンス系、会計・経営管理系、マーケティング・戦略系、オペレーション・IT系、政策・公共系別に展開)
(4)全学の数理データサイエンス人工知能リテラシーレベルプログラムの修了を前提とし、加えて本トラックを修了することにより「応用基礎」レベルの能力開発を目指します。
(5)所定の単位を修得した学生に、修了証を発行します。

DIGITの概要



 【対象】 
明治大学経営学部生。なお、積み上げ式に学修を行っていくため、DIGITは登録制とします。
 
【科目構成および修了要件】
全学部で実施している「数理データサイエンス人工知能リテラシーレベルプログラム」の修了単位である6単位を含む20単位。
 
【トラック必修科目】
 ① DIGIT入門演習(2単位)
   1クラス定員は24名程度(予定)
 ② DIGIT実践演習(4単位)
   1クラス定員は24名程度(予定)
 
【進路】
4年間を通し、イノベーションを創造できる「デジタル経営人材」として「リサーチャー」、「コンサルタント」、「ブランドマネージャー」、「CIO/CDO」といった卒業後の多様な活躍の場を想定する。
お問い合わせ先

明治大学教務事務部経営学部事務室

※問合せは、電子メールでのみ受け付けます。
※問合せに対して、回答に数日を要する場合もあります。

Email:keiei@mics.meiji.ac.jp