公共経営学科は公共組織のマネジメントを担う専門人材の輩出を目的に、日本で初めての学科として2002年に誕生しました。「公共経営(パブリック・マネジメント)」とは、非営利組織や行政組織に「経営」の発想を導入することでより戦略的かつ持続可能な運営を行っていくことです。教育や医療、福祉等を担う非営利セクター(学校法人明治大学もその内のひとつです)、公益事業や社会的企業、さらにはスポーツ組織も含めた、公共的組織のマネジメントを対象としています。卒業後の進路を、国や自治体等の行政組織などの公共サービス、NPOや社会的企業などの非営利・ソーシャルビジネス,地域開発・観光・国際開発、スポーツ・ウエルネスマネジメントという4つに方向を定め、カリキュラムを設けています。行政や非営利組織等の公共的組織のマーケティング、経営戦略、財務に加え、公的施設・スポーツ組織の運営、国際NGOのマネジメント、CSR(企業の社会的責任)や医療・福祉マネジメント等、幅広い内容を専門的に学び、持続可能な社会について考えていきます。地域連携や官民・産学連携、大学院との連携により、多様な社会課題を発見・解決できる人材の育成に取り組んでいます。