GREAT
グローバル経営人材育成トラック
| コア科目群1(例) | コア科目群2(例) |
|---|---|
| Professional Skills Development Financial Accounting Leading People & Organizations I Operations Management Marketing Principles & Management International Business |
Professional Skills Development (year-long, zero credit) Managerial Accounting Leading People & Organizations II Introduction to Management Information Systems Business & Sustainability Management Finance |
私は2020年9月からこのデュアルディグリープログラム(DDP)に参加しました。時期が悪く、本来2年半をカナダで過ごす予定が、コロナ禍の影響で渡航できたのはわずか8ヶ月のみです。そのため、これからDDPに参加される方が得る経験と、私が得た経験は大きく異なると思いますので、一つの意見として読んでいただければ幸いです。
このページを訪れて、ここで私の文章を読んでくださっている方は、どのような目標、考えを持ってDDPを目指しているでしょうか。英語力をアップしたい、海外大学の学位を取得したい、将来海外で働きたい、異文化に触れて価値観を広げたい、様々な思いがあると思います。
「将来海外で働きたい」と考えている方にとって、DDPは最高の留学プログラムだと思います。ヴィクトリア大学の学位は、卒業後カナダやアメリカで働く際に大きな手助けとなります。また、入念な準備を必要としますが、在学中にはCoopの制度を使って海外で働くことも可能です。特にファーストキャリアを海外で、と考えている方はぜひDDPに参加していただきたいと思います。
私は元々「長期留学で得られる経験を持って成長したい」と考えていたタイプで、将来の具体的な目標があったわけではありません。DDPに参加し、英語力、コミュニケーション能力、異文化への適応力を向上し、学位を取得することで、やりたいことを見つけた際の力としたいと考えていました。実際、留学中にこれらの能力は得られます。しかし、それらの力を身につけるには、莫大な課題量、TOEFLなどのテストより数段速い現地学生のスピーキング、その中で数多くあるディスカッション、その他様々な苦労を乗り越えなければなりません。同じ目標を持つ方は、その覚悟を持って臨んでいただければ、必ず将来への力になると思います。
「英語力をアップしたい」、「なんとなく長期留学へ行きたい」、「日本の就活に活かしたい」と考えている方、具体的なゴールを持たずに生半可な気持ちでいくと、後悔することがあるかもしれません。上記で述べた通り、DDPは他の留学プログラムより苦労が多いと考えています。そして、英語力アップや異文化に触れる、といった目標であれば他の短期留学、長期留学でも達成できます。また、日本で就職活動をしたいと考えている方、私は経験したのでわかるのですが、DDPに参加すると日本の一般的な就職活動の時期と合わないということも理解しておく必要があります。日本の学生が就職活動に本腰を入れる中、DDPはCoopの期間や授業の学期と重なり、勉強と就活を同時並行してやらなければならず、これがとても難しかったです。留学をしている学生向けに開催される就活フォーラムを活用するなど、就職活動のことも考えておいたほうが良いかもしれません。
最後に、留学を目指すうえで知っていただきたいのが、卒業後に評価をされるのは2年以上の留学期間やカナダの大学の学位等の「書類上の事実」ではなく、「留学期間中に何をしたか」、その内容だということです。
DDPに参加するのはそれだけで難しいかと思います。しかし、もし参加できたのならそこで満足せず、様々なことに挑戦していただきたいです。DDPは、とことんこだわれば、他の誰もしたことのない経験ができ、そこで得た能力は大きな財産になります。これから参加される方には是非、留学中に「何を考え、どう行動し、どのような結果となり、そこから何を学べたか」、これらを意識しながら、積極的に行動を起こしてほしいと思います。
「300:420000:1」
「300」という数字は、出会える同級生の数を表しています。BCom (商学部)の授業の特徴は、グルーブワークが中心です。300人の同期は5つのクラスに分けられ、さらにそこから4人のチームを組まされます。この「チーム」の中で如何に自分が貢献できるかが、プログラム成功への鍵になってきます。なぜなら、このチームは学期の成績を共にする4人だからです。例えばチームの1人がサボっても、それはチームをうまく活用できなかった自分たちの責任になり、連帯責任として低い成績を付けられます。それを防ぐために、BComでは5つのCore(必修)授業を私たちに提供してくれます。例えば、Leading People and Organizations (COM321) では、チーム内の対立の解決方法や、モチベーションの上げ方、交渉術などを学び、最終課題では実際の企業のリーダーにチームで取材を行い、彼らがどのようにこれらの座学を実務に応用しているのかについて調査、プレゼンを行います。他のCore授業も実際の企業の人たちに、チームでアポイントメントを取って取材・調査をするものが多いです。このように、常にチームで動くことが多いので、友人が出来るかなという留学前の不安は抱かなくて大丈夫です。また、勉強だけではなく、毎月各クラスでパーティーがあったりもするので、クラスメイトと仲良くなれる機会が多く用意されています。
次に「420000」という数字は、最初の学期(9月〜12月)の授業で私が読んだ英語文献の総文字数を表していて、これは参加者の英語能力を格段に向上させる事を意味します。毎日平均して教科書を40〜60ページほど読むのですが、最初は分からない単語も多く、なかなかスムーズに読めずに葛藤していたのを覚えています。ですが、英語は量をこなすことで確実に上達します。私の場合、20ページ(≒1チャプター)読むのに、9月では平均で2時間42分かかっていたのが、12月には1時間28分で読めるようになりました。毎日コツコツ努力したのが目に見える成果として現れるのが、このデュアルディグリーの特徴だと思っています。他にも、いわゆる英語技能と呼ばれるWriting、Listening、Speakingの能力は格段に上がります。私は最初の4ヶ月で合計3万文字(≒60ページ)のペーパーを書き、到着してから今日までの115日間は英語漬けになっていたので、今では日常生活の英語で困ることもなくなり、夢ですら英語で見るようになりました。これはすなわち、物事を考えるときや言葉を話すときに、私の中で無意識に日本語よりも英語を優先して考えるようになったことを表しています。
ヴィクトリア大学からこんにちは。みなさんはカナダの大学で学ぶことを考えたことがありますか?ヴィクトリア大学と明治大学はデュアルディグリー・プログラムというたいへんユニークな取り決めを結んでいるため、それが可能なのです。2年半明治大学で学び、そのあと2年半カナダで経営学と商学を学ぶことを考えてみてください。その最大のメリットは、卒業時に明治大学経営学部から経営学士号、そしてヴィクトリア大学グスタフソンビジネス学部から商学士号の二つの学位を同時に取得できるのです。このデュアルディグリー・プログラムの修了生は、グローバル・シチズンというユニークな立場から、日本とカナダの両国で多くの就職の機会を得ることができるでしょう。
The Gustavson School of Business at the University of Victoria is one of the top schools in Canada and is famous for having a mild temperature year round. Our active exchange program is also renowned for sending over 80% of our undergraduate students overseas for one term. However, the characteristic which truly sets Gustavson apart from other schools is our three term mandatory co-op program. Students must complete about one full year of full time work at paid jobs in order to graduate. Imagine graduating with one year of overseas work experience!ヴィクトリア大学グスタフソンビジネス学部は、カナダのトップクラスの大学で、一年中穏やかな気候でも有名です。一学期に学部学生の80%以上を交換留学に送り出すプログラムも高い評価を受けています。しかし、グスタフソンが他の大学を大きく引き離している一番の特徴は、3学期の有償インターンシップが必修だということです。卒業にはこのフルタイムのインターンシップを約1年間やり遂げなければなりません。でも海外で、給料をもらって働きながら卒業できることを考えてもみてください。
Meiji University student Shusuke Takamizawa joined us this September to start his path towards becoming a global citizen. He has made many new international and Canadian friends and is performing well in our program. He is a very popular student! Our business management focused curriculum, as well as studying and working in an international setting, is helping to prepare Shusuke for a bright future in an increasingly globalized world. He describes the program as, “tough and fun”. Why not join Shusuke here in Canada and start your journey for a successful future?明治大学の高見澤秀介君は、この9月から我々のプログラムに参加し、「グローバル・シチズン」になるべく、その道を歩み始めました。多くの留学生やカナダ人の学生と友人になり、良い成績を収めながら頑張っています。みんなに好かれる人気のある学生です。国際的な環境での勉学と就業体験が可能で、かつ経営に焦点を当てた当校のカリキュラムは、ますますグローバル化が進む世界の中で、高見澤君が輝かしい未来を築く準備をサポートしています。彼は言います、「厳しくて、楽しいプログラムだ」と。カナダで秀介君とともに素晴らしい未来への旅を始めませんか?












