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生ごみ堆肥で作った野菜を収穫しました

2017年07月15日
明治大学 黒川農場

 川崎市は、各家庭における生ごみの減量対策として「ダンボール箱コンポスト」の方法を普及しています。この方法は、段ボール箱の中に基材を入れ、その中で生ごみを堆肥化するものですが、出来上がった堆肥の品質に不安を持つ人もいて普及が進んでいません。
 そこで農場と川崎市は2013年3月に連携事業の協定を結び、農場では、2013年度から市民モニターが作った生ごみ堆肥を活用した農作物の展示栽培を行なってきました。
夏作はエダマメ、スイートコーン、トマト、秋作はコマツナ、ハクサイ、ダイコンを栽培しましたが、 4年間のまとめでは、化学肥料とほぼ同等の効果が得られています。今年が最終年にあたり、市民モニターや生ごみリサイクルリーダら20名の参加により収穫体験が行われました。参加者は新鮮な野菜を収穫したことにより、食品廃棄物のリサイクルの重要性を、さらに強く認識されていました。

 生ごみで栽培された野菜を収穫した参加者の皆さん 生ごみで栽培された野菜を収穫した参加者の皆さん