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ラグビー部、筑波大を下し無敗死守。12.2明早戦へ
 
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 関東地方に木枯らし1号が吹き降ろした11月18日、明治大学体育会ラグビー部は、関東大学ラグビー対抗戦の第6戦目となる筑波大学戦(熊谷ラグビー場)に臨み、27−24と苦しみながらも勝利。戦績を5勝1分けとし、無敗を死守した。

認定トライを含む3つのスクラムトライを奪取
認定トライを含む3つのスクラムトライを奪取

 来たるべき明早戦へ向け、無敗で早大と優勝を争うためにも負けられない一戦。対するは今季慶大を32−5で下し、早大に21−33と健闘した筑波大。前節慶大戦での引き分けでディフェンス面の脆さを露呈した明治にとって、接戦が予想される対戦となった。

 晴天ながら強風吹き荒れるコンディションのもと、明大の風上マイボールでキックオフ。明治はこの試合も序盤から徹底して重量フォワードで攻め立て、スクラム,モールとも筑波大を圧倒。前半8分には、ゴール前スクラムからNo.8宇佐美裕太(文4)のサイドアタックで先制した。
 26分には再び相手陣に攻め込み、スクラムで繰り返し圧力をかけると、最後はSH田原圭祐(政経3)がすかさずインゴール右隅に飛び込んでトライ。筑波大はディフェンスの意識が高く、メンタル面の強さを発揮したが、明大はこれを突き放しにかかる。続く33分、22mライン内側でのスクラムを10m以上押し切って驚異のスクラムトライ。筑波大スクラムのホイールにも対応した会心の押しをみせた。また、前半ロスタイムの41分には再びスクラムトライを奪取。前半終了時点で20−0という点差以上に、筑波大の戦意を挫いたかにみえた。

No.8宇佐美の突進。この試合3トライを挙げトライランク争いにも食い込む
No.8宇佐美の突進。この試合3トライを挙げ、トライランク争いにも食い込む
筑波大スクラムを突き破る明大重戦車スクラム
筑波大スクラムを突き破る明大重戦車スクラム

 ところが、明大が風下に立った後半、筑波大は猛然と明治陣に襲いかかる。
 後半2分、ペナルティから自陣深くに攻め込まれると、筑波大ラインアウトからのサインプレーで出会い頭の失点。続く5分、FL西原忠佑(政経2)をシンビンで欠く時間帯に再びゴール前まで攻め込まれると、筑波大ラインアウトから一気に逆サイドの大外まで振られて被トライ。開始5分で20−12と、明大にとって最悪の立ち上がりとなった。

 受けに回った明治はこの流れを断ち切れず、苦しい時間帯が続く。強風の影響も手伝ってかラインアウトが安定せず、その後実に25分間、バックスで攻め立てる筑波大に自陣での一方的な防戦を強いられた。しかし、圧倒的に優勢なスクラムに活路を見出すと、FB星野将利(政経4)のライン突破をきっかけに、後半30分、ようやく相手陣22mライン内へ殺到した。ゴール前でスクラムを得た明大は、これまでの鬱憤を晴らすかのように繰り返しスクラムを選択。37分、コラプシングを続ける筑波大スクラムを押し潰すように認定トライを奪取すると、27−12と試合を決定づけた。
 後半ロスタイムに入った42分と45分、勝利を意識して気の緩みをみせた紫紺のジャージーに筑波大は最後の意地をみせ、立て続けにバックスで2トライを奪い27−24と食い下がったが、ここでノーサイド。明大は最後に肝を冷やしたものの筑波大を退けた。

筑波大バックスのワイドアタックからトライを浴びた
筑波大バックスのワイドアタックからトライを浴びた
FB星野の突破からのロングゲインが認定トライを呼び込んだ
FB星野の突破からのロングゲインが認定トライを呼び込んだ
苦しい時間帯を乗り越え、力を爆発させた認定スクラムトライ
苦しい時間帯を乗り越え、力を爆発させた認定トライ

 認定トライを含む3つのスクラムトライを奪いながら接戦になるなど、課題の残る内容となった明治。しかしながら無敗は死守し、シーズン当初から目標に掲げる9季ぶりの対抗戦優勝に向けて大きく前進した。
 いよいよ次戦は優勝を懸けた伝統の明早戦(12月2日、国立競技場14:00キックオフ)で、宿敵・早大打倒へ狙いを定める。23日の早慶戦に早大が勝てば、1994年度の全勝対決以来、13年ぶりに明早無敗対決が実現する。
(広報課)

明早戦勝利への鍵はやはりセットプレー
明早戦勝利への鍵はやはりセットプレー

【藤田剛ヘッドコーチのコメント】
 改めて集中力の持続という課題は出たが、フォワードに拘る姿勢は見えた。もっと厳しくいかせたかったが、後半、選手たちはよく我慢した。
 今年は昨年よりさらに安定した力がある。特にセット(スクラム)には自信があるので、早明戦もセットプレーを軸にミスの少ない戦いを心がけたい。改めて早明戦前に豊田市で合宿を張り、対抗戦優勝に向けた最後の準備を進めたい。

【HO上野隆太主将(法4)のコメント】
 前半は前に出る自分たちのラグビーをやれましたが、後半は受けてしまいました。ラインアウトの不調など、プレーの精度にムラがあります。後半のディフェンスにしても、(トライを)取られてから目が覚めるようではいけない。早明戦の鍵は、やはりセットプレーと接点での攻防になるので、100%の試合が出来るようにしたいと思います。

明治大学ラグビー部ホームページ: http://www.meijirugby.jp/
                            
対 筑波大
対 筑波大
今日は選手たちに全て任せていた、と藤田HC
今日は選手たちに全て
任せていた、と藤田HC
無敗を守り、明早戦に思いを馳せる上野主将
無敗を守り、明早戦に
思いを馳せる上野主将
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