合格者体験記

公認会計士 合格者体験談

「最高の瞬間」

2009年度公認会計士試験現役合格
経営学部3年 白坂 直己

合格発表のとき、パソコンの前で思わず叫んでいた。あの時ほど気持ちよかった経験はなく、これからもそうであると思う。

司法試験に次いで難関といわれる「公認会計士試験」を漠然と目指してみようと考えたのは、高校3年生の時でした。その理由はさまざまありました。付属高校出身ということもあり、早めに簿記の勉強を始めていたこと、そして、なにより給料がいいことがとても大きかったと思います。そんな理由や友達の誘いも後押しして「公認会計士」の勉強を始めました。

ただ、公認会計士の勉強は楽なものではありませんでした。大学入学当時の私にとって勉強だけをすることは苦痛にすぎず、サークル活動や友人との遊びの方が重要でした。その結果が9月のテストで結果として表れたのです。60分の解答時間は50分以上余りました。わからない問題が多すぎたのです。ただただ呆然と時間が過ぎるのを待っていた記憶があります。点数も10点台。そして、答案内容は点数以上にひどいものでした。そこからの3ヵ月間は人生の中で一番勉強した期間です。経理研究所の自習室、予備校、自宅と所構わず勉強に励みました。朝から晩までの勉強———とても辛い時期でした。ただ、この時期があったからこそ周りの人に追いつけたし、それからの勉強も頑張れました。そして、なによりとても強い自信となりました。

こうして、運良く大学2年生のときに合格することが出来ました。もちろん自分だけの力ではありません。高校のうちに簿記の2級までを取得し、さらに早めに会計士の勉強を始めることを誘ってくれた友人。会計士試験勉強の辛い時期を共有した専門学校の仲間たち。会計士の勉強をするうえで、色々と融通してくれたクラスやサークルのメンバー。会計士の勉強をサポートしてくれた大学の機関等。そして、なにより一番迷惑をかけ、一番支えてくれた家族。数々の巡り合わせに恵まれました。みんなの助けなくしては、決して合格などできなかったと断言できます。そして、感謝しています。

今になって振り返るなら、会計士試験の勉強も悪いものではありませんでした。それを通して得られた仲間や経験は、これからの一生にとても深くかかわるものとなるはずです。これから入学する皆さん、会計士の勉強を始める皆さん、会計士の勉強はどのような形であれ必ず自分のためになります。「自分は絶対に受かる」という気持ちを持って頑張ってください。

「諦めない気持ちが大切」

2009年度公認会計士試験現役合格
商学部4年 徳光 啓子

私は高校生の時に勉強した簿記をきっかけに、公認会計士という職業を知りました。公認会計士はさまざまな経験をすることができ、自分を大きく成長させるこ とができるとても魅力的な職業だと思い、公認会計士を目指そうと決意しました。 ただ、大学生になり試験制度のことを詳しく知れば知るほど、在学中に公認会計士試験に受かるのだろうかという不安が広がりました。そこで、まずは大学1年生で簿記1級の勉強をしました。簿記1級は不合格という残念な結果に終わ りましたが、公認会計士を目指したいという気持ちがあったので、大学2年生から本格的に専門学校へ通い、公認会計士の勉強をスタートしました。

いざ勉強を始めると、大学と専門学校の両立が大変なこともありました。大学の試験前でも専門学校の授業があるので、会計士の勉強をしたいけど学校の試験が ある、という板挟みになりました。また、点数がなかなか伸びず、辛い時期もありました。自分としては頑張っているつもりなのに、成績が悪い時は本当に落ち 込みました。しかし、大学の友人や先輩に相談し、まわりの人にたくさん励まされ、あきらめずに取り組むと、私の成績は最後の最後に大きく伸び、3年生で一 発合格することができました。

合格の勝因は最後まであきらめなかったことです。成績が悪いときでも落ち込みはしても、決して諦めようとは思いませんでした。そして、そういった素晴らしい環境を与えてくれた両親や大学、友人達に感謝しています。

現在、私は大手監査法人に内定をいただいていますが、実際に入社するのは卒業後です。なので、4年生では、いままでやりたくてもできなかったことをどんど んやろうと思っています。実際に、旅行もたくさん行けますし、英語が苦手なので英語を勉強したり、アルバイトをしたり、とことん遊ぶこともできます。在学 中に合格すると、公認会計士試験以外のことも十分に取り組む時間があります。

公認会計士を目指すと、大学生の間は勉強ばかりで大学生活を楽しめないというイメージは間違いだと実感しました。むしろ、私は公認会計士を目指し勉強した からこそ、多くのすばらしい人達に出会うことができましたし、勉強中つらいこともありましたが、それでも友人たちのおかげでとても楽しかったです。そし て、現在も充実した楽しい日々を過ごしています。公認会計士を目指そうか迷っている人も、大学で何かに取り組みたいと思っている人も、そうでない人も公認 会計士を目指して決して損はしないと思います。

「公認会計士」との出会い

2009年度公認会計士試験現役合格
政治経済学部4年 高橋 知寿

2007年3月10日、高校の卒業式を終えたばかりだった私は、東京へ向かう電車に揺られていました。2月に受験した大学の二次試験の結果を見にいったのです。

しかし、掲示板に私の受験番号はありませんでした。合格した人たちが次々と胴上げされていく中で、私は一人呆然と掲示板の前で立ち尽くしていました。不合格になったことよりも私がショックだったのは、「大学受験」という大きな目標を失ってしまったことでした。もともと浪人はしないと決めていたため、第一志望に不合格になると同時に3年間追い続けてきた目標がなくなってしまったのです。それから少しの間は心にポカンと穴が開いてしまったような、いわゆる「燃え尽き症候群」状態でした。

しかし、また大学受験の時のような充実した日々を送りたいと思うようになり、徐々にではありますが、また何か目標を作りたいと思うようになってきました。それも大学4年間をかけて目指すことのできるような大きな目標を。

私はそれまで、自分で設定した目標を自分で達成できたという経験がありませんでした。そして第一志望に落ちたことで、私は完全に自分に自信をなくしてし まっていました。「もう何をやってもうまくいかないんじゃないか」とも思い始めていました。そんな自分に嫌気がさし、弱気な自分を変えるために、もう一度だけ何かを目指してみたかったのです。大学4年間で大きな目標に挑戦し、それを達成することができれば、自分に自信が持てるようになれるかもしれないと思ったのです。

そこで思いついたのが、資格を取ることでした。そのときの私は、難関と呼ばれる資格なら何でもいいから、とにかく目指してみようと思っていました。しかし、そこにはひとつだけ条件をつけることにしました。それは、「大学在学中に取得が可能な資格」という条件です。

大学受験もそうでしたが、あらかじめ期限を設けて、その期間内に目標を達成しようと努力するから楽しいのであり、期限を設定せずに、合格するまで続けるというようなノルマのような目標では、設定しても楽しくない気がしていたからです。

とりあえず本屋に向かった私は、そこで1冊の本に出会いました。その本には公認会計士という資格の内容や合格するための勉強法、そして何より公認会計士と いう資格が3年足らずで取得可能であることが書かれていました。公認会計士は、「難関資格かつ4年以内に合格可能」という条件をぴったり満たしていたので す。その本を読んで、私は公認会計士を目指すことに決めました。

しかし、偶然はまだ続きました。

大学に入学してから、経理研究所で公認会計士講座が開講されると聞き、その説明会に参加したところ、4月から開講されるその講座の講師を務めてくださるの が、私が本屋で出会ったその本の著者で、現在の私の恩師でもある公認会計士の先生だったからです。私は迷わずその講座を受講することに決めました。

そこからの2年5ヵ月間はあっという間でした。そして私は、最初に出会った先生の著書のとおり、大学3年時に公認会計士試験に一発合格することができました。

大学の4年間というのは、短いようで長いものです。しかし、大学の4年間とは社会人への準備期間ともいえます。4年間で「自分は何でメシを食うのか」を決 めなければなりませんが、リーマンショック以後、大学生の就職状況は大変厳しいものになっています。そして、安定した職業に就きたいと資格を目指す人が増 加しているのも事実です。私も当時、将来自分が仕事をしているイメージがつかず、自分の将来に対して漠然とした不安を持っていました。

「新しい目標がほしい」「将来に役立つような資格がとりたい」とは思いつつも、何をしたらいいか、何を目指したらいいかがわからず、動けなくなっている大学生は多いと思います。当時の私もそうでした。しかし、1冊の本と出会ったことで、私の大学生活はとても充実したものになりました。

私が2007年の4月にあの本に出会って公認会計士を目指したように、明治大学に入学された皆さんが公認会計士を目指されて、合格という目標を持つことで充実した大学生活を送られることができれば、これほどうれしいことはありません。

限りある4年間。公認会計士に賭けてみませんか。

上へ戻る

明治大学 MEIJIUNIVERSITY

© Meiji University,All rights reserved.