Go Forward

第11号(2008年1月26日発売)

  • 休刊のご挨拶/福田邦夫(明治大学軍縮平和研究所所長)

特集 記録と運動

  • 【巻頭言】記録する心/眼の運動/丸川哲史
  • 【講演】記録する精神/土本典昭
  • 【インタビュー】『ガイサンシーとその姉妹たち』の背景/班忠義
  • 【インタビュー】戦後日本のサークル運動
  • 第三の空間を開く作業/池上善彦
  • ドキュメンタリーフィルム作家・王兵の時空文体-現代中国と『鉄西区』『鳳鳴』-/丸川哲史
  • 中国"新記録運動〟の力と痛み/呂新雨・[訳]佐藤賢
  • 解説「新記録運動の力と痛み」/佐藤賢
  • アフリカの経験を「書く」ということ—アフリカ文学の政治性と芸術性をめぐる問い—/粟飯原文子
  • 特集関連書籍/丸川哲史

コラム

  • まずは、まともな男になってください/辛淑玉
  • パリクロニクル(7) 前面に飛び出た環境問題 環境グルネル会議とは何か/コリン・コバヤシ

連載

  • 平和は実現できる(第11回)軍備の縮小から平和の拡大へ/伊藤千尋
  • 東アジアの平和を求める旅(第6回)靖国問題の解決を求めて/徐勝
  • 宇都宮徳馬 人と思想(第11回)/國弘正雄
  • 「無言館」の絵からVIII 香月泰男に絵具をわけた男—興梠武の「編み物する婦人」—/窪島誠一郎

寄稿

  • 任期切れまで一年 レガシーに苦しむブッシュ米大統領/布施広
  • マスコミ内部告発 「糞バエ」呼ばわりされないために/榊隆也

対談

  • 肥田舜太郎×鎌仲ひとみ 被爆者の声をうけつぐ映画祭

報告

  • 南京事件70周年国際シンポジウム 過去と向き合い東アジアの和解と平和を/南典男

映画評

  • 美しさという境涯—「ガイサンシーとその姉妹たち」をめぐって—/今村純子

TUNES

  • タカダワタル的なるもの~自衛隊に入ろう~/沼津育夫

軍事

  • 軍産複合体よさらば~利権まみれの軍拡に終止符を打ち、脱軍事化のロードマップを~/杉原浩司

教育

  • 日本の平和研究所めぐり(5)/岡本三夫
  • 「平和祈念事業特別基金」の活動/青木健

現地報告

  • 横須賀は今 高まる不信/長谷川曾乃江

ワールド・ナウ

  • オランダ 日本人の父を探して 戦後62年のオランダから/高田昌幸
  • 沖縄 アジアに沖縄戦の記憶を開くこと/屋嘉比収
  • イギリス 揺れ動くイギリス市民社会/柿崎繁
  • ニジェール コミューンとカントン:ニジェールにおける100年目の「分権化」/佐久間寛
  • パレスチナ 問われる「二国家解決」の中身—パレスチナ問題はどこまで来たか—/尾崎芙紀
  • バングラデシュ 日本とバングラデシュの架け橋になって—Sister School Projectの活動—/松浦大

風聞書感

  • 『和解のために—教科書・慰安婦・靖国・独島』
  • 『暴力と和解のあいだ—北アイルランド紛争を生きる人びと』/早尾貴紀
  • 『日本陸軍とアジア政策 陸軍大将宇都宮太郎日記3』/大江志乃夫
  • 『日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか』/畠山大
  • 『マーシャル諸島ハンドブック—小さな島国の文化・歴史・政治』/斉藤達雄
『軍縮地球市民』総目次