Go Forward

第7号(2007年1月18日発売)

特集 アメリカの戦争

  • アメリカの世界政策とその宗教的次元/森孝一
  • 「宗教戦争」の時代?/大塚和夫
  • イスラーム圏と日本の交流変遷史/田原牧
  • <講演>9・11後5年 アフガニスタンは、今/伊勢崎賢治
  • イスラエルのレバノン侵攻失敗-一つの転換点/栗田禎子
  • 米国の対イラク政策転換とその問題/酒井啓子
  • アメリカによる「民主化」と再バルカン化の現状/佐原徹哉
  • 米国のラテンアメリカ戦略/小倉英敬
  • ラテンアメリカにおける「反米」の「戦争」/崎山政毅
  • キューバ史における米国の世界戦略/新藤通弘
  • 「海賊鎮圧」から「対テロ戦争」へ-欧米の東南アジア関与における「長い持続」-/床呂郁哉
  • アフリカからアメリカを見る-固い支配と柔らかい支配/勝俣誠
  • リプロダクティブ・ライツをめぐる闘い 米国大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)とは何か/斉藤龍一郎
  • 2度目の「独立」から15年 ソマリランド/大津祐嗣
  • 「アメリカの戦争」を知る6冊/池田五律
  • 今号の資料/一ノ渡忠之

連載

  • 東アジアの平和を求める旅/徐勝
  • 平和は実現できる/伊藤千尋
  • 宇都宮徳馬 人と思想/國弘正雄
  • 「無言館」の絵から/窪島誠一郎
  • 日本の平和研究所めぐり/岡本三夫

ワールド・ナウ

  • アフガニスタン:牧良太
  • レバノン:豊田直巳
  • パレスチナ・イスラエル:早尾貴紀
  • ロシア:林克明
  • 中国:佐藤賢
  • 韓国:朱永浩
  • ベネズエラ:所康弘

対談/寄稿

  • 〈対談〉東アジアの未来を展望する:櫛渕万里×丸川哲史
  • 形式と歴史の狭間で?『夜明けの国』と『蟻の兵隊』の余白?:丸川哲史
  • <消費される>沖縄から<創作する>沖縄へ:桑江友博
  • オリーブの枝など、ぼくは差し出しはしない:ジハード・ラマダーン

コラム

  • 軍隊と英語/辛淑玉
  • パリクロニクル/コリン・コバヤシ

運動紹介

  • ジェン:浅川葉子
  • ピープルズプラン研究所/笠原光

グラビア

  • the town of silence/岡原功祐

  • 階段、ふたりの天使 ステファンとダヤナヘ/山崎佳代子

映画評

  • こまつ座「紙屋町さくらホテル」/山口宏子

平和の歌

  • “現代の第九”?美しい地球のために? J・ラター曲/門屋留樹

ジーメンス事件再訪4

  • 兵器製造業者の結託と競争/小野塚知二

横須賀は今

  • 住民投票に向けて/長谷川曾乃江

軍事

  • 「右」は駄目 ゆっくり「左」へ-ブッシュ大統領へ物申す 有終の美を飾る道-/岩島久夫
  • 米軍再編の現状と歴史的検証/池田五律

講演会

  • 緊急ワークショップ 中東戦争の深淵/マスウード・ダーヘル
  • 漫画小劇場/西岡由香

風聞書感

  • ベン・シャーン/絵 アーサー・ビナード/文 集英社『ここが家だ?ベン・シャーンの第五福竜丸』 評者・富澤哲郎(フリー編集者) 
  • 丸川哲史・鈴木将久/編 日本経済評論社『竹内好セレクション(全二巻)』 評者・早尾貴紀(東京経済大学非常勤講師)
  • 汪暉/著 村田雄二郎、砂山幸雄、小野寺史郎/訳 岩波書店『思想空間としての現代中国』 評者・久保隆(評論家)
  • イグナシオ・ラモネ、ラモン・チャオ、ヤセク・ヴォズニアク/著 杉村昌昭、村澤真保呂、信友建志/訳 作品社『グローバリゼーション・新自由主義批判辞典』 評者・正上常雄(非常勤講師)
  • 東京都国民ホゴ条例を問う連絡会/編 社会評論社『地域からの戦争動員~「国民保護体制」がやってきた』 評者・杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)