Go Forward

第8号(2007年4月1日発売)

グラビア

  • 原発被曝列島 -安全神話の闇-/樋口健二

  • 辻説法/ギュンター・クナート

特集 原発シンドローム

  • 非情な世界における核と原子力/小出裕章
  • まことひとびと索むるは/藤田祐幸
  • 安全神話の闇・原発被曝労働者 -高校生も原発内でアルバイト/樋口健二
  • 次時代を担う自然エネルギー/藤井石根
  • 80年代核武装研究から現在の核保有論を問う/内藤酬
  • 日本はすでに核武装を準備している/槌田敦
  • 船に積まれた原子炉 -横須賀の原子力空母母港化問題/長谷川曾乃江
  • 未来を抹殺するもんじゅ/小林圭二
  • 日本の原子力政策の転換を訴える/村田光平
  • 環境破壊とアメリカ先住民 -核の景観を歩く-/石山徳子
  • 米印原子力協力と日本の選択/川崎哲
  • 事故から20年、チェルノブイリの実相/桃井和馬
  • 六ヶ所村と劣化ウラン/山崎久隆
  • 六ヶ所再処理工場が抱える困難/原子力資料情報室
  • 再処理工場操業間近/菊川慶子
  • 元凶である原子力マネー/佐々木富作
  • 浜岡原発の現地より/伊藤実
  • 耐震指針改定と浜岡原発差止め訴訟/東井怜
  • 今号の資料/一ノ渡忠之
  • 「原発・原子力」問題を知る6冊

インタビュー

  • 宇都宮太郎日記」発見の意味 -大江志乃夫氏に聞く宇都宮太郎像

連載

  • 宇都宮徳馬 人と思想(第8回)/國弘正雄
  • 東アジアの平和を求める旅 第5回 友達のいない孤独な国「日本」 -東北アジア平和のための提言/徐勝
  • 平和は実現できる 第8回 基地をなくせ/伊藤千尋

コラム

  • 韓流ドラマの見方/辛淑玉
  • リクロニクル(4) 力の政治にいかに対抗するか/コリン・コバヤシ

映画祭

  • 「被爆者の声をうけつぐ映画祭~被爆者は預言者、人類の宝~」の開催にあたって/有原誠治・山田和夫

連載

  • 「無言館」の絵からⅤ 銃創一つない「ライフマスク」 -片岡進の「自刻像」/窪島誠一郎
  • アジアの余白 竹内好の「世界史」の書き換え/丸川哲史

映画評

  • 「六ヶ所村ラプソディー」という狂詩曲/神無月好子

運動紹介

  • ストップ・ザ・もんじゅ/池島芙紀子
  • チェルノブイリ子ども基金/向井雪子

TUNES

  • 歌はいつも、闘いに寄り添ってきた ~U2 「原子爆弾解体新書」~/天辰保文

寄稿

  • シルビオ・ゲゼルの反戦平和思想 —「自由地、平和の絶対的要求」(1917年)を中心に—/相田愼一
  • ブッシュの新戦略と終わりのない破滅 -イラク国家の破滅からイラク社会の破壊へ-/アブデル・アミール・アル・リカービ

教育

  • 日本の平和研究所めぐり(3)/岡本三夫

研究報告

  • ジーメンス事件再訪(5) 日本海軍のヴィッカーズ社への傾斜/小野塚知二

軍事

  • 新渡戸稲造に学ぶ「オーランド・モデル」 -「三方損」から「三方得」へ/岩島久夫

ワールド・ナウ

  • パレスチナ 「内ゲバ」の深層/田原牧
  • イラク イラク報道の表層を剥ぐ/高遠菜穂子
  • アメリカ イラク新政策にNO!というアメリカ市民/櫛渕万里
  • マレーシア 急成長するイスラム金融市場、その現状と課題/藤森浩樹
  • ブラジル サント・アマルの少年-/伊地知則子
  • モンゴル 広がる格差社会 -マンホールに暮らす人々-/池田啓介

風聞書感

  • 『反空爆の思想』/竹峰誠一郎
  • 『戦争犯罪の構造—日本軍はなぜ民間人を殺したのか』/本庄十喜
  • 『チャベス—ラテンアメリカは世界を変える!—』/所康弘

第2回懸賞論文 宇都宮徳馬賞 入賞論文発表

  • 「安全保障」の多様化—「人間の安全保障」の構築のために/西原幹喜