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研究・知財戦略機構

川崎信用金庫と明治大学研究・知財戦略機構との間で産学連携協定を締結しました

2013年07月08日
明治大学 研究・知財戦略機構

協定締結後に握手を交わす草壁理事長(左)と福宮学長兼機構長協定締結後に握手を交わす草壁理事長(左)と福宮学長兼機構長

協定締結にあたり,挨拶を行う福宮学長兼機構長協定締結にあたり,挨拶を行う福宮学長兼機構長

 川崎信用金庫 (草壁悟朗理事長)及び明治大学研究・知財戦略機構 (福宮賢一学長兼機構長)は,7月8日,地域の中小企業及び地域社会の発展に貢献することを目的とした産学連携協定書を締結しました。
 川崎信用金庫が大学と連携協定を締結すること,また,明治大学が金融機関と連携協定を締結することは,ともに初めてとなります。
経 緯
  川崎信用金庫と明治大学はこれまで,生産機能や先端技術が集積する川崎市周辺地域(以下「地域」。)における中小企業の研究開発を支援するための活動を,長年に亘り推進して参りました。川崎信用金庫は,地域中小企業が抱える悩みや課題を専門的にサポートする部署として「経営サポートセンター」を設置するなど,地域全体の産業活性化に力を注いでおります。また,明治大学は,研究の活性化及び成果の社会還元を目的として,2005年5月に学長のもとに設置された研究・知財戦略機構にて研究シーズを企業ニーズにつなぐ取り組みを推進しており,近年では,生田キャンパスに「地域産学連携研究センター (2012年4月設置)」及び「植物工場基盤技術研究センター (2011年4月設置)」を経済産業省の補助金を活用して整備するなど,地域中小企業及び近隣住民に対する連携・支援に尽力してまいりました。
 これらの背景のもと,川崎信用金庫と明治大学は,地域中小企業への技術移転に関する産学金連携の成功事例に基づき,地域中小企業に対する技術及び経営の支援をよりいっそう促進していくことを目指し,本協定を締結するに至りました。

連携活動の内容
1. 明治大学の研究成果のシーズと地域中小企業の技術ニーズに係るマッチングの支援
2. 技術相談に関する支援
3. 技術ニーズの情報収集及びそれに対する情報提供
4. その他両者の合意する活動
 (1) 明治大学地域産学連携研究センターのインキュベーション施設入居希望者への対応
 (2) 明治大学地域産学連携研究センターの試験分析・試作加工装置の貸出利用促進活動
 (3) 経営セミナーの共催