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東澤諭佑/先輩職員紹介

これまでのキャリア
2008年4月 入職。教務事務部国際日本学部事務室配属。履修成績業務、語学留学・セメスター留学業務を担当
2010年4月 上記業務に加えて、就職支援業務を担当
2011年4月 国際連携部国際連携事務室へ異動。海外大学・政府機関等との連携業務、地域研究(英国研究、カナダ研究)業務を担当
2012年4月~ 文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」(旧グローバル人材育成推進事業)業務を担当
明治大学へ入職を決めた理由
私が明治大学に入職を希望した理由は、大学職員として、教員と同等もしくはそれ以上に学生と向き合い、日々の学生生活や学業を支援することを通じて、広く人材育成に携わることができると考えたからです。また、私自身が学生時代に接した当時の所属学部事務室や国際交流センター事務室(現国際連携部)職員の方々は非常に熱心に、時には厳しく、学生と真摯に向き合ってくださっていました。このような憧れの先輩が身近にいたことも大きく影響していたと思います。
2008年4月に明治大学へ入職し、7年が経ちました。前述の憧れの先輩、いわば私にとってのロールモデルに少しでも近づけているか否かを検証する意味でも、以下に入職後の経験を振り返りたいと思います。
1年目:配属先は、まさに学生支援の核となる部署
入職後、約3週間の研修を終え、教務事務部国際日本学部事務室へ配属となりました。
学部事務室の業務については、学生時代に窓口対応を通じて、ある程度イメージできていたと思っていましたが、その広範な業務範囲にとても驚いたことをよく覚えています。学部事務室の業務は、まさに学生支援の核となる業務であり、入学試験、入学手続き、新年度ガイダンス運営、履修登録手続き、定期試験・成績処理、学籍管理、卒業関連手続き等、多岐にわたります。これらの業務に加えて、国際日本学部では国際化に重点を置いたカリキュラムが設計されているため、学生の海外留学派遣業務や日本人学生のみならず、外国人留学生を対象とした就職支援業務についても担当することができました。
また、国際日本学部は2008年に開設された新しい学部であったため、既設学部とは異なり、全ての業務が国際日本学部事務室にとって「新たな業務」でした。そのため、全ての業務について、その詳細を事務室内で意見を出し合い、決定するプロセスがありました。前例や実績のない業務について、0(ゼロ)から作り上げる経験を、入職後すぐに経験することができたことは、日々の業務への向き合い方の基礎となったと考えています。
4年目:教育機関としての大学、研究機関としての大学について考え、理解する日々
2011年10月(入職から3年6か月)には、初の異動を経験しました。現在の職場でもある国際連携部国際連携事務室での業務は、学部事務室での業務内容とは180度異なるものであるとともに、勤務キャンパスも和泉から駿河台へ変更となったため、日々、変化を感じていました。
自身にとって最も大きな変化は、業務上関わる対象でした。国際日本学部事務室では、主に学生と関わり、学生への支援業務が中心でしたが、国際連携事務室では、主に教員、海外協定校、海外研究者と関わり、学術交流への支援が中心となりました。
業務内容をご紹介すると、国際連携部は国際連携事務室と国際教育事務室とに分かれており、国際連携事務室では国際的な学術交流の支援を行っています。一口に学術交流といっても、業務内容は多岐にわたり、海外協定校との協定締結、海外拠点整備、外国人研究者招聘事業、外国人研究者宿舎管理、地域研究講座開催等があります。業務上関わる対象や業務内容の変化から、教育機関としての大学、研究機関としての大学等、大学が担うべき役割について、自身で考え、認識するきっかけとなりました。
5年目:明治大学の国際化・グローバル人材育成に携わる
2012年4月以降は文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」(旧グローバル人材育成推進事業)業務を担当しています。これは文部科学省が国公私立大学を通じ、大学教育改革の支援を行っている大規模な補助金事業です。
2012年4月の事業公募要領公開から、教職員一丸となり、短期間で構想調書や審査資料を作成し、同年9月に採択を受けました。同事業業務では、短期の「海外実習(海外インターンシップ)プログラム」やオンライン遠隔授業等の新たな教育手法を活用した「実践的英語力強化プログラム」等、様々な事業取組について関係教員とともに企画立案や成果検証を行っています。補助金事業となるため、事業全体の予算及び事業取組進捗の管理、補助金交付申請及び実績報告等、責任の伴う業務も多く、プレッシャーを感じることもありますが、事業取組を通じた明治大学の国際化やグローバル人材の育成に携わることができることに非常にやりがいを感じています。また、若手にもこのような大きな業務を任せてくれる明治大学にとても感謝しています。
明治大学職員に質問
東澤諭佑
(入職7年目)
明治大学職員を一言で表すと?
現役明大生、卒業生(校友)、教員、職員はもちろん、その他の全てのステークホルダーとともに、「感動」や「興奮」を共有し、「熱い想い」や「夢」を実現できる仕事です。
10年後の目標は?
大学の国際化を通じて「明治大学=国際的な大学」と、高校生や受験生、一般の方々のイメージを変えたいです。また、業務を着実かつ丁寧に進めるために、心身ともに健康でいたいです。
プライベートの過ごし方は?
車やバイクでのドライブが好きなので、休日は家族や友人と遠出することが多いです。また、入職後にキャンプを始めたため、勉強しながらキャンプ道具をそろえています。
 
※各職員の所属や職歴は、掲載当時のものです