Be a professional

小幡光太郎/先輩職員紹介

これまでのキャリア
2009年4月 入職。教育支援部入学センター事務室に配属
2009年4月~2014年4月 入試広報業務を担当
2014年5月~ 入試実施業務を担当
1年目:入職後初めての担当は「入試広報」
大学への入口として主に高校生等の受験生と関わる入学センター事務室に勤務しています。業務は「入試広報」と「入試実施」に分かれており、入職から5年間は「入試広報」を担当しました。
業務内容は、全国から質の高い志願者・入学者をできるだけ多く確保するため、オープンキャンパスや大学説明会・進学相談会等の企画・運営、大学ガイド等の印刷物の制作、高校や予備校の先生方との情報交換等、多岐にわたります。
入職するまで大学職員の業務は、1日中事務室でパソコンに向かって働くイメージを持っていました。一方、実際に働いてみると仕事のフィールドは学外にも広がり、学内外の様々な方と関わる機会も多いため、入職当初は驚きとともにそのギャップに戸惑うこともありました。
2年目~4年目:全学的な入試広報活動「オープンキャンパス」の企画・運営を担当
入試広報を担当した5年間の中では、オープンキャンパスの企画・運営が非常に印象深い経験です。
本学のオープンキャンパスは、1日約1万人の受験生や保護者が集まる全学的な広報活動です。入職2~4年目は生田キャンパス、5年目は駿河台キャンパスの主担当者を務めました。大学PRのための説明会や模擬講義、個別相談等を限られたスペースの中で企画・運営し、人員配置に関する調整を行うなど、幅広い役割を担います。また、関係する多くの教職員・学生と連携を取りながら、準備から当日に至るまでの段取りを組み立てるなど、イベント全体をマネジメントすることが求められます。
イベントを成功に導くため様々な改善を加えることにも注力しました。例えば、例年、来場者が午前中に集中するため、ガイダンスや模擬授業を複数回設定し、集客力のあるプログラムを午後に開催するなど、前年度の反省や改善点を踏まえた上で、来場者に満足していただけるよう努めました。オープンキャンパスは夏の炎天下に開催するため、来場者だけでなく誘導スタッフの熱中症対策(ミストファンの設置や、うちわ配付など)も講じました。
非常に責任と負担の大きい業務ではありましたが、多くの方々のサポートを得ながら、なんとか成功を収めることができた時の達成感は大変大きかったです。
6年目:「入試実施」は、願書出願から合格発表までの全てに関わる業務
入職6年目の今、新たに「入試実施」業務を担当しています。
「入試実施」業務は、入試の準備、入試当日の運営、入試後の合格発表に関する業務全般を含みます。受験生が願書を入手し、出願。受験票を持って試験場に向かい、座席に着いて試験を受ける。その後晴れて合格通知を受け取るといった、受験生の出願から合格発表までの一連の流れに関わります。もう少し具体的に挙げると、願書作成、志願処理、受験生の試験会場割り振り、試験監督者割り充て、試験問題管理、受験会場等を案内するための看板・掲示作成に至るまで入試実施に関することのほぼすべてを担当します。これらの業務には当然正確さが求められ、ミスは許されません。日々行う確認・校正作業をはじめ、非常に細かい作業が多いことも事実です。
入職以来、入試広報と入試実施の2つの異なる業務を担当できたことで、どちらかに偏ることなく、多くの経験と知識を得ることができています。仕事を多角的に捉える視点は、今後の職員人生の大きな財産になると思います 。国内経済の低迷、大学数の増加、18歳人口の減少等、明治大学を取り巻く環境が厳しさを増しています。このような時代の中、本学は志願者確保のため、さまざまな施策を考え、他大学との差別化を図らなければいけません。現状に満足することなく、常に危機意識や明治大学の一員としての責任感を持ちながら、今後も明治大学の魅力を受験生に伝えていけるよう心掛けていきたいと思います。
明治大学職員に質問
小幡光太郎
(入職6年目)
明治大学職員を一言で表すと?
「多様性」。多様な能力(個)・価値観・発想を持った人が多く、18歳人口の減少やグローバル化等、高等教育業界が大きな変化を遂げている中でも効果的に対応しようとチャレンジする人が多いように思います。
10年後の目標は?
教学、法人部署どちらにおいても現状に満足することなく、広い視野を持って、最前線で貪欲に働いていたい。
プライベートの過ごし方は?
家族で旅行や公園を散歩したり、本を読んでいることが多いです。職員研修の一環として、業務上必要な書籍や自己啓発の書籍は、職員研修図書費で購入することができます。
 
※各職員の所属や職歴は、掲載当時のものです