研究・知財戦略機構 学内フォーマット集
ニューベキアの葉の発生過程における表現型可塑性のモデリング
研究課題名 | ニューベキアの葉の発生過程における表現型可塑性のモデリング | ||
研究種目等 | 若手研究 | ||
研究概要 | (研究目的) 自律的な等間隔パターン(チューリングパターン)の形成を説明できる反応拡散不安定性は,広くパターン形成問題において,重要な位置を占める。生物界におけるチューリングパターンに関しては,二次元平面上に展開する模様についてよく研究が進んでいるが,これを三次元に展開する形態への応用は,始まったばかりである。ここで,環境に応じて形態の可塑性を示すアブラナ科の水生植物Neobeckia aquaticaの葉は,葉の縁における等間隔パターンの形成が強く示唆される。また,おおまかに二次元平面上に展開する形態である。つまり,葉の縁という一次元上でのパターン形成を元に,葉のギザギザという二次元平面上に展開する形態を考えることができ,形態形成を考える上で単純化された系である。そこで,モデリングと実験を行いながら,ニューベキアの葉の形態も反応拡散系であることを示す。 |
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研究者 | 所属 | 職 | 氏名 |
研究・知財戦略機構 | ポスト・ドクター | 中益朗子 | |
京都産業大学・総合生命科学部 | 准教授 | 木村成介 | |
研究期間 | 2011 | ||
リンク |