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社会連携・社会貢献

【山形県天童市】宮城浩蔵賞授与式および「理科教育事業」を実施しました。

2014年12月10日
明治大学 社会連携事務室

天童市と明治大学は、創立者の一人である宮城浩蔵先生の出身地であることがご縁で、連携協力に関する協定を2010年11月に締結し、様々な連携事業を実施しています。
 2014年11月22日(土)に、山形県天童市の天童市市民プラザにおいて「天童市教育の日・天童市生涯学習フェスティバル2014」が実施されました。フェスティバル開会行事では、宮城浩蔵賞※1の授与式が執り行われ、本学から伊藤光副学長、本学校友会山形地域支部から中村恒一支部長が参加致しました。本学では、宮城浩蔵賞受賞者に対して、2012年より記念品を贈呈しており、今年度も市内のそれぞれの中学校を代表して受賞した、髙橋猛さん(市立第一中),武田大輝さん(市立第二中)、高橋那実さん(市立第三中)、三條祐貴さん(市立第四中)に対して、伊藤光副学長が記念品授与を行いました。
 授与式後に行われた受賞者スピーチでは、受賞者それぞれが、受賞の喜びと、自分を支えてくれた多くの人々への感謝の気持ち、将来の夢に向けた決意などを語りました。

 また、前日の21日(金)には、天童市天童中部小学校体育館において、天童中部小学校5年生114名を対象に、理科教育事業を実施しました。
今回、児童の科学に対する興味関心を高めるとともに、理科をはじめとする学習への意欲を高めることを目的として、伊藤光副学長(理工学部機械工学科教授)の専門分野である「流体力学」の講話や体験活動を「理科教育事業」としました。
講話「どうして飛ぶのか」では、飛行機を例としてものの飛ぶ仕組みを説明したあと、体験活動「飛ばしてみよう」では、用意したスチレンペーパーから、各自で飛行機の翼を切り出し、クリップをつけて飛ばしてみました。
 参加した児童から、「ものを飛ばすには空気が必要であり、普段は目には見えない空気が大切であることを知りました」との感想がありました。
 
これまで市民を対象とした「てんどう笑顔塾」や、本学学生が天童市の活性化策を提案する「学生派遣プログラム」を実施してきましたが、小学生や中学生を対象とした連携も行われてきています。

※1宮城浩蔵賞とは… 
明治大学校友会山形県支部、天童市文化団体協議会、吉田大八会、養正会、天童郷土研究会による「宮城浩蔵先生胸像建立実行委員会」が募金活動をおこない、市と明治大学が協力して、天童市立旧東村山郡役所資料館に宮城浩蔵先生の胸像が建立された翌年の2003年に宮城浩蔵賞が制定されました。品行正しく、学業の成績が特に優秀で、かつ、部活動や生徒会等において顕著な活躍をされた生徒を褒賞することを目的としています。

宮城浩蔵賞受賞者へ記念品授与宮城浩蔵賞受賞者へ記念品授与

宮城浩蔵賞受賞者スピーチ宮城浩蔵賞受賞者スピーチ

宮城浩蔵賞受賞者と共に宮城浩蔵賞受賞者と共に

天童中部小学校の体育館にて天童中部小学校の体育館にて

実際の模型を使って説明実際の模型を使って説明

スチレンペーパーを使って模型作りスチレンペーパーを使って模型作り

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