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社会連携・社会貢献

【明治大学・宮崎県・奈良県・島根県連携講座】 古事記編さん1300年記念シンポジウム

開催期間:2012年11月24日~2012年11月24日
明治大学 社会連携事務室

日本最古の歴史書である「古事記」。その編さんから今年で1300年の節目を迎えます。今回、その節目の年を記念し、古事記に最もゆかりの深い宮崎県・奈良県・島根県の三県の知事が集まり、古事記ゆかりの祭礼や古事記に関連した地域の伝承など、古事記の三大聖地とも言える各県の魅力を皆様にお伝えしてまいります。

日 時 2012年11月24日(土)13:00~16:30(12:00開場)
開 場 明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
料 金 無 料
申 込 事前予約制です。(全席自由、先着1100名)
     「リバティアカデミー事務局」までお申し込みください。
     TEL:03-3296-4423
     https://academy.meiji.jp/course/detail/961/


PROGRAM
│1部│オープニングアトラクション

│2部│古事記ゆかりの3県シンポジウム
コーディネータ 大塚 初重(明治大学名誉教授)
宮崎県知事 河野 俊嗣/奈良県知事 荒井 正吾/島根県知事 溝口 善兵衛/明治大学名誉教授 大塚 初重
各県の古事記ゆかりの祭礼や古事記に関連した地域の伝承などをご紹介。

│3部│記念講演
【講師】三浦 佑之(立正大学教授)
【テーマ】「古事記の魅力」
古事記は、読む人によってさまざまな魅力を見いだすことのできる書物です。しかし、読むためにはそれなりの手続きも必要です。古事記とはいかなる作品か、そして、どのような問題があり、どのように読めるか。いくつかの神話や伝承をとり上げながら、わたしなりの読み方についてお話ししたいと思っています。


【講師紹介】
河野 俊嗣 (コウノ シュンジ)
宮崎県知事

荒井 正吾 (アライ ショウゴ)
奈良県知事

溝口 善兵衛 (ミゾグチ ゼンベエ)
島根県知事

大塚 初重 (オオツカ ハツシゲ)
明治大学名誉教授
1926年東京都生まれ。明治大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。文学部長・人文科学研究所長。日本学術会議会員。山梨県立考古学博物館館長、日本考古学協会会長等歴任。現在、静岡県登呂遺跡再整備検討委員長。2005年春「瑞宝中綬章」受章。専門は弥生時代と古墳時代全般。編著書は『日本考古学を学ぶ1~3』(有斐閣選書)、『日本古墳大辞典』(東京堂出版)、『日本古代遺跡事典』(吉川弘文館)、『最新日本考古学用語辞典』(柏書房)、『東国の古墳と大和政権』(吉川弘文館)、『「古墳時代」の時間』(学生社)、『「弥生時代」の時間』(学生社)、『東アジアの装飾古墳を探る』(雄山閣)、『古墳時代の日本列島』(青木書店)など。

三浦 佑之 (ミウラ スケユキ)
立正大学文学部教授、千葉大学名誉教授
1946年三重県生まれ。古代文学・伝承文学専攻。著書に、『浦島太郎の文学史』(五柳書院)、『口語訳古事記』『古事記講義』『古事記を旅する』(以上、文藝春秋。いずれも文春文庫所収)、『日本古代文学入門』(幻冬舎)、『日本霊異記の世界』(角川学芸出版)、『古事記を読みなおす』(ちくま新書)など。第5回上代文学会賞(1988年)、第1回角川財団学芸賞(2003年)を受賞。