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社会連携・社会貢献

リバティアカデミー2016年度春期講座が開講! 記念講演として「映画のなかの御茶ノ水」を開催

2016年04月14日
明治大学 社会連携事務室

びっしりと埋まったリバティホールびっしりと埋まったリバティホール

受講生をタイムトリップに誘った中村教授受講生をタイムトリップに誘った中村教授

明治大学出版会から発刊された「映画のなかの御茶ノ水」明治大学出版会から発刊された「映画のなかの御茶ノ水」

明治大学の生涯学習機関・リバティアカデミーは4月9日、中村実男商学部教授を講師に迎え、「映画のなかの御茶ノ水 よみがえる風景の記憶」と題する2016年度開講オープン講座(記念講演)を駿河台キャンパス・リバティホールで開催。御茶ノ水界隈がシーンに登場する映画作品の数々を通じて、戦前からの街や風景の変遷をたどりました。

約450人の受講生が会場を埋めるなか、竹本田持社会連携機構長(農学部教授)のあいさつに続いて檀上に立った中村教授は、自ら調査した戦前400本、戦後1900本(大半は1960年代まで)の映画作品(現代劇)のうち、御茶ノ水が登場する映画は戦前で25本、戦後は101本あったことを紹介。

そこに登場するのはニコライ堂や聖橋、本郷通りなど、主として関東大震災(1923年)後の帝都復興期につくられた風景で、件数別では多い順に▽ニコライ堂58本▽聖橋37本▽御茶ノ水駅24本▽皀角坂(さいかちざか)23本▽御茶ノ水橋17本▽明治大学記念館15本—だったことにも触れました。さらに中村教授は、御茶ノ水界隈が舞台となっている戦前~戦後の映画作品の風景の数々が、現在ではどの場所に当たるのかを丁寧に解説をおこないました。

1963年の日活作品「伊豆の踊子」の紹介では、講義を終えた大学教授(宇野重吉)が明治大学の正門を出て、都電の電停がある駿河台下へと移動する様子などが映し出されました。 受講生らは、中村教授の明快な語り口と、御茶ノ水の風景の移り変わりを通じて、ひとときのタイムトリップを堪能しました。

リバティアカデミーでは現在2016年度春期講座の受講生を募集中です。
全219講座(【教養・文化】【ビジネス】【資格・実務・語学】)で皆様の受講をお待ちしております。
https://academy.meiji.jp/



◆これから開催をする講座のご紹介◆
・CMソングは時代とともに (4/23中野)
https://academy.meiji.jp/course/detail/2835/

・やさしく学ぶ「男女共同参画」(5/14生田)
https://academy.meiji.jp/course/detail/2999/

・18歳選挙権と若者の政治意識(6/18和泉)
https://academy.meiji.jp/course/detail/2951/

・世界を変えるスタートアップ」(6/25駿河台)
https://academy.meiji.jp/course/detail/2947/

 

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