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(2)UNRWAによるシンポジウムの開催

パレスチナ難民に対する支援を実施する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のグランディ事務局長が事務局長就任後に初来日するのにあわせ、「中東和平とパレスチナ難民の現状-UNRWAの支援と日本の役割」というテーマで、明治大学軍縮平和研究所は、外務省、UNRWA、JICAと連携して、公開シンポジウムを開催しました。1948年に第1次中東戦争が勃発した結果,パレスチナ難民が大量に発生したことを受けて設立されたUNRWAは、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸およびガザ地区にて、パレスチナ難民に対する教育、医療、社会サービス等を実施する国連機関ですが、日本政府の支援等により、UNRWAはパレスチナ難民に対して質の高い母子保健医療や食糧援助などの分野を中心とした支援を行うとともに、シリアのネイラブ難民キャンプとレバノンのナフル・エル・バーリド難民キャンプ復興等を実施しています。また日本は、パレスチナ難民に対する人道的支援を含め、中東地域の平和と安定に向けた取組みを長年継続して実施しています。本シンポジウムでは、パレスチナ難民の現状とUNRWAの支援に焦点を当てながら、中東和平および日本の役割についても議論しました。

(1)HRW(Human Rights Watch)と連携した人権問題への取り組み (2)UNRWAによるシンポジウムの開催
(3)平和教育登戸研究所資料館の開設 (4)「東アジアの平和環境圏」 シンポジウムの開催
(5) 本学主催「水俣・明治大学展」