展示構成
【原爆】【特攻】【満洲】【沖縄】【戦中派の声】【マンガの役割】6つのテーマを4象限に分け、24の「戦争マンガ」を、パネルと関連資料で紹介します。ひとつのテーマのなかにさまざまなベクトルをもつ作品が作られてきたことを示すことで、マンガによって、「戦争」を考える視点が多様に提出されていることを知ることができます。
1.戦中派の声
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「総員玉砕せよ!」 水木しげる
「ロボット三等兵」 前谷惟光
「紙の砦」 手塚治虫
「くだんのはは」 小松左京・石ノ森章太郎
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2.特攻
「君死に給うことなかれ」 花村えい子
「積乱雲」 里中満智子
「音速雷撃隊」 松本零士
「ゼロの白鷹」 本宮ひろ志
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3.原爆
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「はだしのゲン」 中沢啓治
「地獄」 辰巳ヨシヒロ
「夏の残像」 西岡由香
「夕凪の街」 こうの史代
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4.満州
「家路 1945〜2003」 ちばてつや
「のらくろ探検隊」 田河水泡
「フイチン再見!」 村上もとか
「虹色のトロツキー」 安彦良和
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5.沖縄
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「ひめゆりたちの沖縄戦」 ほし☆さぶろう
「cocoon」 今日マチ子
「沖縄決戦」 新里堅進
「祖国への進軍」 三枝義浩
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6.マンガの役割
「日本史まんが年表」 菊池栄一
「神風特別攻撃隊」 葉剣英
「戦争論」 小林よしのり
「永遠の0」 百田尚樹・須本壮一
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原画を出展する作家たちは、会期を4期にわけそれぞれ展示します。
3人の原画から
〈いま・ここ〉でこその視点や表現と、普遍性を併せもった新しい「戦争マンガ」を発表している、3人の作家の作品原画を展示します。
こうの史代
「桜の国」
「この世界の片隅に」
第1期:2016年2月11日(木・祝)−3月7日(月)
→第1期詳細はこちら
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「この世界の片隅に」より
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おざわゆき
「凍りの掌」
「あとかたの街」
第2期:2016年3月11日(金)−4月11日(月)
→第2期詳細はこちら
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「あとかたの街」より
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今日マチ子
「cocoon」
「いちご戦争」
第3期:2016年4月15日(金)−5月9日(月)
→第3期詳細はこちら
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「cocoon」より
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+α(プラスアルファ)
太平洋戦争中心であった「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」に新たな視点を追加。戦争マンガと戦闘マンガのあいだを進む1人の作家の作品原画を加えます。
西島大介
「ディエンビエンフー」
第4期:2016年5月13日(金)−6月5日(日)
→第4期詳細はこちら
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「ディエンビエンフー」より
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※2階閲覧室に展示関連書籍コーナーを設置します
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■関連イベント
(1)吉村和真・宮本大人トークイベント:「戦争マンガ」の役割とは(仮)
出演:吉村和真(京都精華大学マンガ学部教授)
宮本大人(明治大学国際日本学部准教授)
日時:2016年3月18日(金)18:00-19:30
場所:明治大学米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
料金:無料
※会員登録料金(一日会員300円〜)が別途必要になります
(2)おざわゆき・こうの史代トークイベント:「はだしのゲン」をたのしむ(仮)
出演:おざわゆき(マンガ家)
こうの史代(マンガ家)
日時:2016年4月16日(土) 16:00-17:30
場所:明治大学 駿河台キャンパス
料金:無料
(3)西島大介トークイベント:戦争マンガ≒≠戦闘マンガを描く(仮)
出演:西島大介(マンガ家、イラストレーター)
司会:宮本大人(明治大学国際日本学部准教授)
日時:2016年5月(予定)
場所:明治大学米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
料金:無料
※会員登録料金(一日会員300円〜)が別途必要になります
各イベントの詳細は、後日当HPやツイッターなどにて告知します。
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