Advanced Mathematical Sciences D

Pattern Formation: Legacy of Alan Turing

授業の概要・到達目標
 1950年代は、ワトソン、クリックによって、遺伝子の実体が明らかになり、分子生物学、分子遺伝学という新しい分野が生命、生物の解明において大きなブレークスルーになった.このような時期にさきがけ、1952 年、イギリスの数学者 Alan Turing は生物の一大イベントである細胞分化や形態形成の仕組みは物理、化学等の非生物的機構で起こる可能性があると言う大胆な考えを提唱した.もちろん、当時の生物界では彼の考えは否定されたが、その考えが徐々に立証されることから、今日では、生物システムのみならず、広く、自然科学、社会科学分野に現れるシステムに現れることが示された.本講義では、数学者であるA. Turing はどのような経緯でこの考えに至ったか、どのような分野に現れているのかを講義する.
 
授業内容

 パターン形成に焦点を当て、A. Turing の考え、それを支える理論的支柱そして応用を現象解明の視点から、国内外で活躍している様々な分野の研究者を講師陣として迎え,オムニバス方式で行う。授業は既存の研究科科目を超えて,学際的な視点から行う.授業で使用する言語は英語とし,判定に用いるレポートも英語で書くことを原則とする。


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プログラム

明治大学 各研究科横断型カリキュラム
プロジェクト系科目 Advanced Mathematical Sciences D 「Pattern Formation: Legacy of Alan Turing」
コーディネーター:近藤滋(大阪大学)、三村昌泰(明治大学先端数理科学研究科特任教授)
実施日:2012年12月4日(火)~7日(金)

12月4日(火)
10:30-12:00  Hans Meinhardt(Max-Planck-Institute for Developmental Biology, Germany)
           「Models of biological pattern formation I」
13:00-14:30  朝倉浩一(慶應義塾大学)
           「Turing pattern formation by CIMA reaction in a far-from-equilibrium chemical system (1)」
14:40-16:10  朝倉浩一(慶應義塾大学)
           「Turing pattern formation by CIMA reaction in a far-from-equilibrium chemical system (2)」
16:20-17:50  木下修一(明治大学)、三村昌泰(明治大学)
           「Spiral formation in heterogeneous discretized excitable media」

12月5日(水)
10:30-12:00  Hans Meinhardt(Max-Planck-Institute for Developmental Biology, Germany)
           「Models of biological pattern formation II」
13:00-14:30  小川知之(明治大学)
           「Pattern formation by global feedback: stationary and oscillatory instabilities (1)」
14:40-16:10  小川知之(明治大学)
           「Pattern formation by global feedback: stationary and oscillatory instabilities (2)」
16:20-17:50  出原浩史(明治大学)、三村昌泰(明治大学)
           「Pattern formation -Approach from numerical bifurcation analysis-」

12月6日(木)
10:30-12:00  Hans Meinhardt(Max-Planck-Institute for Developmental Biology, Germany)
           「Models of biological pattern formation III」
13:00-14:30  高木 泉(東北大学)
           「A versatile pattern generator---from a mathematical point of view (1)」
14:40-16:10  高木 泉(東北大学)
           「A versatile pattern generator---from a mathematical point of view (2)」
16:20-17:50  小田切健太(明治大学)、三村昌泰(明治大学)
           「Pattern formation in non-equilibrium soft matter systems」

12月7日(金)
10:30-12:00  Hans Meinhardt(Max-Planck-Institute for Developmental Biology, Germany)
           「Models of biological pattern formation IV」
13:00-14:30  三浦 岳(京都大学)
           「Turing instability in Developmental Biology (1)」
14:40-16:10  三浦 岳(京都大学)
           「Turing instability in Developmental Biology (2)」
16:20-17:50  中益朗子(明治大学)、三村昌泰(明治大学)
           「Turing patterns on growing organisms: From pigment patterns to branched leaves」

会場
 明治大学 生田キャンパス 第二校舎A館 A416・417(12月4日)、A401・A402(12月5日~7日)
 ・ 会場案内はこちら
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備考

本科目は博士後期課程学生対象ですが,博士前期課程学生の参加も歓迎いたします。
正規の履修生のほか,聴講のみの参加(他大学学生も可)も受け付けます。
※聴講料不要・事前申込不要


問い合わせ先:
明治大学教務事務部大学院事務室
〒101-8301 千代田区神田駿河台1-1 TEL: 03-3296-4368
Email: dai_in@mics.meiji.ac.jp

後援:
明治大学グローバルCOEプログラム「現象数理学の形成と発展」
明治大学先端数理科学インスティテュート
 

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