井田正道著『世論調査を読む—Q&Aから見る日本人の〈意識〉』



『世論調査を読む—Q&Aから見る日本人の〈意識〉』
井田正道著
四六判・上製・272ページ・定価:本体2,800円+税
ISBN 978-4-906811-05-2
2013年12月刊行

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書評 その他

内容紹介

世論調査は社会の〈意識〉を映し出す鏡であり、現代の民主主義社会に住む一般の人々の認識や政治の動向に対して、大きな影響力をもっている。実際に行われている世論調査において、どのように質問が作られ、また回答者はどのように答えてきたかを検証する。第III部「〈資料編〉あなたの意見は何%?」では、さまざまな世論調査に見える暮らし・社会・政治に関する社会意見を数値化。グラフや表も多数掲載した、専門家ならずとも楽しく読める注目の一冊です。ブックデザインも一新!

 

目次

第Ⅰ部 世論調査について
 1 世論調査の方法
 2 世論調査の現況
 3 世論調査と現実
  3—1   調査結果と現実との乖離
  3-2 世論調査報道が選挙結果に及ぼす影響
 4 世論調査批判について考える
  4-1 はじめに
  4-2 世論調査の信用性について
  4-3 世論調査と政治
 まとめ

第Ⅱ部 世論調査を読む——どう質問し、どう回答してきたか
 1 暮らし
   テーマ1 自分の位置を低めに答える傾向—生活程度(階層意識)
   テーマ2 「一億総中流社会」は健在?—生活程度(階層意識)
   テーマ3 「不満」とは答えたがらない—生活満足度
   テーマ4 なぜ若者と高齢者は満足度が高いのか?—生活満足度
   テーマ5 1998年から悲観論の時代に—生活向上感と生活展望
   テーマ6 いつと比較すべきか?—現在の生活の判断
   テーマ7 「老後に不安」は何割?—日常生活での悩みや不安
   テーマ8 「心の豊かさ」の中身—今後の生活で重視すること
  2 社会
   テーマ9  何をイメージして答えているのか?—社会に対する満足度
   テーマ10 人々は格差をどうみているのか?—格差に関する意識
   テーマ11 努力をしても報われない?—社会観
   テーマ12 弱い人はほとんどいない?—愛国心
   テーマ13 信頼は高いが判決には不満?—裁判所
   テーマ14 容認派・支持派・真の支持派—死刑制度
   テーマ15 調査間で大きく異なる結果—治安についての認識
   テーマ16 ワーディングの難しさ—望ましい社会の在り方
   テーマ17 性別により異なる認識—男女の地位
   テーマ18 いない人まで家族?—家族の範囲
    3 政治
   テーマ19 有権者に首相解任権?—内閣支持率
   テーマ20 政治世論調査の常設項目—政党支持
   テーマ21 あなたは無党派層?—無党派意識
   テーマ22 いまなおきかれる「保守—革新」—イデオロギー
   テーマ23 民意は反映されていない?—政治的有効感
   テーマ24 政権の鬼門—消費税と世論
   テーマ25 世論が最大の障壁?—18歳選挙権の導入
   テーマ26 おまかせ主義者は何パーセント?—伝統的無関心
   テーマ27 複雑化してきた民意—憲法改正

第Ⅲ部 〈資料編〉あなたの意見は何%?

 

執筆者紹介

井田正道(いだ・まさみち)
1960年東京都生まれ。明治大学政治経済学部教授。専門は政治学(政治意識および選挙研究)。2012年3月より米国・デューク大学アジア太平洋研究所客員研究員。その、日本政治総合研究所理事なども務める。著書として、『現代政治をみる眼』(編著、八千代出版、2002年)、『日本政治の潮流』(北樹出版、2007年)、『政治・社会意識の現』(北樹出版、2008年)、『変革期における政権と世論』(編著、北樹出版、2010年)など多数。

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