1. TOP
  2. プレスリリース

新世紀への挑戦「Project103 知の高度・高密連携」明治大学商学部の教育改革

はじめに

明治大学商学部は、学部創設101年目にあたる2005 年、新たな世紀に向けて『Project 101 知の融合と創生』と総称する一連の教育改革を決定し、爾来、その積極的な展開を図って参りました。2007 年7 月には、これに続く次のステップに向けて、以下の3項目の学部教育改革を取りまとめ、『Project 103 知の高度・高密連携』としてパッケージ化しました。

「Project 103」における3つの改革ポイント 1.早期卒業制度による大学院教育との高密連携の促進 2.日本商工会議所との包括協定による多面的連携の促進 3.商学部海外協定校との高度国際連携の推進

現在、本学部ではProject 101 の具体化の推進と運営上の課題解決に注力するとともに、Project 103 をより 高い水準で実現することに向けて具体的作業に取り組んでいます。

教育改革 Project103の内容

【1】早期卒業制度による大学院教育との高密連携の促進:

2008 年度以降の入学者を対象として、大学院および専門職大学院等(学校教育法条62条に基づく)へ進学を希望する成績優秀者(2年次修了時に卒業必要単位134単位中86単位以上修得し、S およびA 評価80%以上、またはGPA 3.2以上)には3年次卒業制度を適用します。さらに、本制度により本学商学研究科および本学会計専門職研究科への3年卒業時の進学の道が開かれます。

【2】日本商工会議所との包括協定による多面的連携の促進:

2007 年1月、本学部は日本商工会議所と「地方活性化人材育成プロジェクト」に関する基本合意書を締結し、 現在、同プロジェクトの目的実現に向けて積極的に取り組んでいます。これまでの連携活動を通じて以下にみるように、すでに数多くの実績と成果が生まれてきました。

日本商工会議所主催の活動として起業家育成・キャリアアップセミナーの継続開催、共催活動として、日本販売士協会「販売士アカデミー講座」、本学部学生模擬ベンチャー(習志野市実籾コミュニティーロード商店街)、千代田区 小中学生金銭教育、同小中学生サマースクール「縄文生活体験」、浦安探検隊〜千葉県 浦安市産業施設バックヤードツアー〜、ふれあい感謝祭り(神田ふれあい商店街)、そして本学ホームカミングデーへの出店(足利商工会議所・富岡商工会議所後援)などが実施され、後援いただいた活動には、商学部シンポジウム「実践型教育プログラムの構築に向けて」、ジョブインターンシップ授業での講演などがあります。

これらに加えて、今後、日本商工会議所による各種資格講座の開設や各地商工会議所との連携を通じて地域に貢献する人材育成のためのプログラム展開など、多面的連携の一層の緊密化を図ることが予定されています。

【3】商学部海外協定校との高度国際連携の推進:

本学全体の協定校の他、すでに本学部独自の協定校には、カーディフ大学カーディフ・ビジネススクール(英)、レンヌ商科大学(仏)、ブレーメン経済工科大学(独)、西北大学(中)があり、学生交流が着実に進展しています。今後、これをさらに発展させるとともに、サマースクールの開催、教員の相互派遣、共同研究事業の展開など、国際連携の高度化を予定しています。また、他の地域においても同様の展開を図るために、韓国、アメリカ等において協定校の選定を検討しています。

現役学生が語る 明治大学のここがスゴイ!

「Project103」って何だろう?

明治大学商学部 福宮賢一先生に聞きました! 明治大学商学部”新世紀”の幕開け

明治大学は1881年に法律学校としてスタートしましたが、私立大学としては初めて商学部を設置したこともあり、長らく「商科の明治」「明治と言えば商学部」という評価をいただいてきました。

続きはこちら