
商学部OB・OG会「紫紺倶楽部」

OB・OGも参加する学生の成果報告会
明治大学商学部には、12万人を超える卒業生がいます。そこで「Project107」では、各界で活躍するこのOB・OGが集まる「商学部紫紺倶楽部」との連絡協議会を立ち上げ、「商学部アワー」を拡充しました。教員と学生、そしてOB・OGによって作られた商学部アワーは毎週火曜日に開かれており、企業の社長クラスのOB・OGや、ベチャーを立ち上げた若いOB・OGなどを招き、経験を話していただいたり、全員で討したりしながら、交流を深めています。
大手企業に就職したOB・OGばかりでなく、インテリア家具メーカーの社長や、飲食店をチェーン展開する会社の社長、またはDJなど、あらゆる分野で活躍するOB・OGの話を直接聞けることから、毎回立ち見が出るほどの人気ぶりで、会場はいつも熱気に包まれています。OB・OG側からも「母校で自分の経験を話すのはとても感慨深い」という声が上がり、双方ともに刺激のある充実した時間だと評判を得ています。さらに今後はグローバル教育の一環として、海外駐在員としての勤務経験があるOB・OGに、海外での実体験について話していただくことも検討しています。より多種多様な情報に触れる機会を学生に提供するためにも、「商学部アワー」は今後も引き続き行っていく方針です。
また海外ではインターンシップ制度の重要度が高まっているため、海外から日本に来た留学生の多くは日本でインターンシップ体験を望みます。そこで本学部ではファッション関連企業にインターンシップとして送り込むための研修システムの構築を考えています。インターンシップの充実という意味では、海外の企業で活躍しているOB・OGのネットワークを活かした「国際インターンシップ」の実施も視野に入れています。またこうしたOB・OGのチャネルを活用することによって、海外で起業したい学生たちのバックアップも可能となることから、学生たちの進路の幅がより広がることも期待されています。
こうした「商学部アワー」や「研修システム」、そして「国際インターンシップ」は、明治大学商学部がこれまで培ってきた“組織力”あってこそのプログラムだと言え、この組織力は今後もさまざまな方向で活用していく予定です。