連携地域の復興と今 宮城県気仙沼市

Greeting市長あいさつ

菅原 茂さん

宮城県気仙沼市長の菅原茂です。
明治大学におかれましては東日本大震災にあたり、幅広く長期にわたり被災地の支援に取り組まれてこられました。敬意と感謝を申し上げます。
本市との間では、平成24年5月に「震災復興に関する協定」が締結されて以来、学生ボランティアなどによる復旧支援をはじめ、地域で活躍する新たな女性リーダーの発掘・育成事業「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」の運営支援等にもご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。
また、令和元年度からは震災復興に関する協定から連携協力に関する協定に発展的に移行し、各所においてご支援をいただいているところです。
本年は東日本大震災の発生から10年の節目の年となります。本市では、これまで国内外の皆様から多大なるご支援をいただきながら、復旧・復興事業の推進に全力で取り組んでまいりました。おかげさまで復興のまちづくりや産業の再生も終盤を迎えております。
本年4月からは、政府が定めた第2期復興・創生期間の5年間が始まります。引き続き「復興の完遂」に向けて各事業の総仕上げに渾身の力を傾注するとともに、被災者に寄り添う姿勢を堅持しながら、地域コミュニティの再生など、残された課題に取り組んでまいります。
さらに、本市はこの5月から放送予定のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台となっています。全国の皆様に被災地が元気になった姿をお見せできるよう、本作の成功に向け、官民が一丸となって取り組んでおりますので、ドラマを通して是非とも、本市の復興の様子をご覧いただければと思います。
結びになりますが、今もなお、世界中を苦しめている新型コロナウイルス感染症の1日も早い終息を願いながら、また、皆様がご健勝でご多幸でありますよう心からお祈り申し上げます。

令和3年3月11日
気仙沼市長 菅原 茂

Overview地域概要

気仙沼市の概要(2020.9.30時点)

人口 61,630人
面積 332.4k㎡
世帯数 26,349世帯
主な特産品 ふかひれ・ほや・牡蠣
被害状況 震度 6弱
死者数 1,152人(震災関連死含む)
家屋被災 26,124棟
(全壊:16,459 大規模半壊:2,307 半壊:1,893 一部損壊:5,465)
※気仙沼市提供資料より抜粋
アクセス 電車:東京駅~(東北新幹線・約2時間)~一関駅~(大船渡線・約80分)~気仙沼駅
車:東京~(東北自動車道利用)一関IC~(国道284号・約70分)

Initiatives震災復興に関する取り組み

震災発生から10年、復興に向け、気仙沼市では様々な事業・取り組みが行なわれています。
ここでは主な復興事業についてご紹介いたします。

【まちの復興】住まいの再建(防災集団移転事業、災害公営住宅整備事業)

東日本大震災では市全体の家屋数63,803棟のうち、約4割にあたる26,124棟が津波等により被災したため、多くの方が住まいを失いました。
その後、応急仮設住宅やみなし仮設住宅※に入居した被災者の多くは防災集団移転や災害公営住宅に入居することにより、住まいの再建を図りました。
防災集団移転事業については、平成31年1月末までに38地区(46団地)、907区画全ての造成が完了し、引き渡しが行われました。
災害公営住宅については、平成29年5月末までに28地区2,087戸の全ての整備が完了しました。規模の大きな集合住宅4団地については、高齢者生活相談室を配置し、単身高齢世帯などの巡回・見守り支援を実施しています。
※みなし仮設住宅:民間賃貸住宅を借り上げて供与しているもの。

  • 防災集団移転(面瀬地区)【H28】

    防災集団移転(面瀬地区)【H28】

  • 災害公営住宅(南郷地区)【H27】

    災害公営住宅(南郷地区)【H27】

【まちの復興】被災市街地復興土地区画整理事業

被災した市街地等では安全で災害に強い良好な市街地の再編・整備を図るため、被災市街地復興土地区画整理事業により新たな街づくりを行いました。
鹿折地区と南気仙沼地区は、盛土嵩上げゾーンとして安全な住居系市街地を整備し、その他は商業・産業ゾーンとして商業・工業系市街地を整備しました。
魚町・南町地区は、店舗併用住宅を含む産業系市街地の形成及び一部住宅エリアを整備しました。
松崎片浜地区は、商業地等の市街地の形成を進めています。

  • 南気仙沼地区【H23】

    南気仙沼地区【H23】

  • 南気仙沼地区【R2】

    南気仙沼地区【R2】

【まちの復興】道路や公共交通機関の整備

道路のひび割れ等により、複数箇所で被害が生じた市道は国庫補助等を活用して整備を行いました。道路については、復旧事業として整備するだけでなく、今後のまちづくりの視点からも整備を行っています。
復興のリーディングプロジェクトとして整備が進められている三陸沿岸道路のうち、現在整備をしている気仙沼湾横断橋は東北最長(全長1,344m)の斜張橋で、開通した折には本市の中でも、復興を感じられるスポットの一つとなる見込みです。
また、平成31年4月7日には本土と離島・大島を結ぶ気仙沼大島大橋が開通しました。
東日本大震災により被災したJR気仙沼線・大船渡線は、平成28年3月に鉄路による復旧を断念し、BRTで本格復旧を行いました。
※BRT:バス高速輸送システム

  • 内の脇地区(鉄路)【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

    内の脇地区(鉄路)【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

  • 内の脇地区(BRT)【R2】

    内の脇地区(BRT)【R2】

【産業の再生】漁港と海岸保全施設(防潮堤)の整備

38港ある漁港の全てが被災したことから、漁港施設災害復旧事業等を活用して漁港施設及び海岸保全施設(防潮堤)の復旧を行いました。
また、漁業集落では漁業集落防災機能強化事業を活用し、生活基盤や防災安全施設を整備することで、安全・安心な居住空間を確保し、災害に強い漁業地域づくりを進めました。
海岸保全施設(防潮堤)については、地域の合意形成を図りながら市内104箇所の整備を進めています。

  • 大沢漁港【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

    大沢漁港【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

  • 大沢漁港【H29】

    大沢漁港【H29】

【産業の再生】魚市場の整備

「気仙沼漁港」は全国で13港ある特定第三種漁港であり、気仙沼市魚市場には世界三大漁場の一つである三陸沖の漁場から毎日旬の魚介類が水揚げされます。
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた魚市場ですが、漁業関係者の復旧への想いと努力により、震災からわずか3か月後の平成23年6月に水揚げの再開を果たし、15年連続生鮮カツオ水揚げ日本一を維持しました(今年で24年連続日本一)。
また、平成31年3月には既存施設から330mを再整備し、密閉型低温売場等を有する高度衛生管理にも対応した気仙沼市新魚市場が完成しました。

  • 気仙沼市魚市場【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

    気仙沼市魚市場【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

  • 気仙沼市魚市場【R元】

    気仙沼市魚市場【R元】

【産業の再生】内湾地区の4つの施設

壊滅的な被害を受けた内湾地区では、平成30年10月に内湾地区の賑わいの再生を図る「気仙沼市内湾地区まちなか再生計画」が復興庁から認定され、市とまちづくり会社が公共施設と商業施設を整備し、令和2年7月にグランドオープンを迎えました。
ウォーターフロントとなる「迎(ムカエル)」と「創(ウマレル)」に設けられたテラスからは気仙沼湾が一望できるため、気仙沼らしさを感じることができる場所の一つとなっています。

  • 内湾地区【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

    内湾地区【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

  • 内湾地区【R2】

    内湾地区【R2】

【移住】移住・定住支援センターMINATO

内湾地区の「創」の施設内にある気仙沼市移住・定住支援センターMINATOでは、本市への移住を検討されている方のサポートを行っています。
UIターン者である当該センターのスタッフが、自身の移住の経験等を活かしながら、空き家や仕事、暮らしの情報提供などを行っています。

  • 移住・定住支援センターMINATO

    移住・定住支援センターMINATO

【震災の伝承】気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

平成31年3月10日にオープンした「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」は、被災した気仙沼向洋高校旧校舎を震災遺構として保存し、その隣接地に被災当時の映像や写真などが観覧できる伝承施設を整備したものです。
この施設は、将来にわたり震災の記憶と教訓を伝え、警鐘を鳴らし続ける「目に見える証」として保存・整備された施設で、国内外を問わず家族連れや企業研修、修学旅行の団体等、多くの方が来館されています。

  • 震災により被害を受けた気仙沼向洋高校【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム

    震災により被害を受けた気仙沼向洋高校【H23】(出典:一般社団法人協働プラットフォーム)

  • 東日本大震災遺構・伝承館【H31】

    東日本大震災遺構・伝承館【H31】

Challenge気仙沼市で
チャレンジを続ける人

ここでは、震災後、気仙沼市に移住して新たな取り組みをしている方の活躍をご紹介いたします。
ご当地ならでは気仙沼市の魅力も教えていただきました。

成宮 崇史さん

成宮 崇史さん
(なるみや たかふみ)

認定NPO法人底上げ 事務局長
NPO法人底上げホームページ

【気仙沼の魅力】

震災により気仙沼は多くのものを失い、言葉にはし尽くせないほど大きな変化がありました。それでも、だからこそ、新しいコトを興そうとチャレンジし続ける一人ひとりのエネルギーが多く感じられます。それこそが気仙沼の最大の魅力だと思っております。これからも誰もがチャレンジしたいと思える土壌や、応援し合える町の空気感を作り続けていきたいと思います。

地域での取組や仕事について

2011年8月に初めてボランティアとして気仙沼に来て、そのまま移住を決意、出会った仲間と共にNPO法人「底上げ」を立ち上げ今に至ります。現在の主な仕事として、市内小中学校の総合学習のサポートを行う探究学習コーディネーターと、高校生が地域で実践するマイプロジェクトのサポートを行なっています。
2012年1月に、当時地域のスペースをお借りして実施していた学習支援の場に来てくれた高校生が「自分たちも町のために何かしたい」と話してくれたことをきっかけに、若者が地域の中で興す主体的な活動をサポートするようになりました。今は地域の中で、また学校の授業を通して主体的、協働的に活動を行う若者のサポートを行なっています。

チャレンジの連鎖が広がる気仙沼

震災後、ボランティアとして来た自分は、社会的にも本当に未熟で周りに迷惑をかけることばかりでした。活動を続けていくにあたり、気仙沼の多くの人に助けられ、支えられ、育ててもらった、という感謝の気持ちが、自分が気仙沼に対して抱く一番の思いです。だからこそ、自分の大好きな気仙沼が、これから変化しながらも、豊かさと持続生をもってあり続けていく、そのために全力を注ぎたいと思っています。
今自分が関わっているのは主には教育や人材育成に関わることですが、気仙沼の中では本当に素晴らしく面白いチャレンジが連鎖し広がっています。これほど前向きなエネルギーを全身で感じながら暮らしていけること自体がとても豊かだと思っています。 教育においても、学校と地域が協働し、子ども達一人ひとりの探究的な学びやチャレンジの実践を、町全体で支えるような仕組みが生まれてきています。 ぜひ多くの方に、チャレンジが生まれ続け、応援し合える空気感が広がる気仙沼に関心を向け、足を運んで実感してもらいたいと思います。


根岸 えまさん

根岸さんご本人

根岸 えまさん
(ねぎし えま)

一般社団法人歓迎プロデュース
ペンターン女子
鶴亀の湯・鶴亀食堂ホームページ ブログ「からくわ丸の半島移住女子によるPen.turn~ペンターン女子の休日~」

【気仙沼の魅力】

チャレンジさせてくれる環境と、よそものを受け入れる土壌があります。気仙沼は、自分をすごく成長させてくれた町です。

活動のきっかけと「鶴亀の湯・鶴亀食堂」のオープン

2011年の秋、大学2年の時にボランティアで気仙沼を訪れた時、『俺には海しかない。俺はこの町に生きてきて、この町をもう一度この手でなんとかしたい』という漁師さんの話を聞き、漁師さんたちを支えたい、応援したい、という思いを抱きました。大学3年には1年間休学してお試し移住し、2015年から本格的に気仙沼市唐桑に移り住み、活動をはじめました。
気仙沼の水産業を支えてくれている漁師さんたちのための銭湯「亀の湯」が防潮堤工事のために2017年に閉鎖したため、地元女性の会「気仙沼つばき会」で出会った小野寺さん、斉藤さんとともに一般社団法人歓迎プロデュースを立ち上げ、銭湯と朝めし屋を復活させるプロジェクトに取り組みました。そうして2019年7月26日、魚市場前、数棟のトレーラーハウスでつくられたみしおね横丁の中に銭湯「鶴亀の湯・鶴亀食堂」をオープンしました。資金面ではクラウドファンディングに挑戦し、目標額を超える6,290,500円を達成しました。
鶴亀の湯・鶴亀食堂ホームページ TRITONJOB(水産業求人サイト)内「日本一漁師さんを大切にするまち気仙沼」 Gyoppy!サイト内「女将たちの銭湯復活物語」

「鶴亀の湯・鶴亀食堂」を通じて

「鶴亀の湯・鶴亀食堂」は朝7時に水揚げを終えた漁師さんたちが集う場所です。漁師さんたちに喜んでもらえていること、「ここができてよかった」と言ってもらえていることがやりがいになっています。
今年で引退しようと思っていた漁師さんが「また来年も鶴亀に来たいから来年も船に乗ってくる」と漁師を続けることを決めたのもすごくうれしいことです。
この銭湯と食堂を第一歩として、担い手育成事業で実績のある石巻の「フィッシャーマン・ジャパン」と連携し、漁師の担い手育成支援事業に取り組んでいます。これからも漁師さんたちにできることなどを考え、気仙沼を「日本一、漁師さんを大切にするまち」にするべく活動していきます。

「ペンターン女子」での情報発信

気仙沼の中でも「唐桑半島」という市街地から車で30分ほど離れた場所に、全国各地から移住してくる20〜30代の女子たちが増えてきました。半島ならではのゆたかな暮らしを知ってほしいと思い、2015年から、古民家のシェアハウスで暮らす移住女子(ペンターン女子)たちの日々のくらしをSNSやブログで発信しています。
ペンターン女子を続けることで、地域の人たちが地元を見る視点が変わりました。「こんななにもない田舎町なのに」から今では「移住者たちがどんどん都会から移住してくるまち」という認識になっていったのがやりがいになっています。
これからも移住してきた女子たちが、自分の夢や目標を見つけて、それぞれのスタイルで暮らしていけるといいと思っています。


加藤 拓馬さん

中学生の卒業パーティーで手づくり感謝状をもらいました (右端が加藤さんご本人)

加藤 拓馬さん
(かとう たくま)

一般社団法人まるオフィス 代表
じもとまるまるゼミホームページ まるオフィスYouTubeチャンネル

【気仙沼の魅力】

「気仙沼は自立した人たちが共存している」と言った人がいました。気仙沼には、ひとりひとりが替えの効かない存在として丁寧なくらしと仕事を営む術を持っている人がいます。

活動のきっかけと教育事業「じもとまるまるゼミ」の取組み

2011年4月東日本大震災の復興支援で気仙沼に入ったことをきっかけに移住しました。がれき撤去からまちづくり支援へ活動が変わっていっても、やりたいこと、やれること、必要とされていることが絶えなくて、滞在が長期化し、いつの間にか「移住者」と呼ばれるようになっていました。
唐桑半島という漁師まちで漁師体験の観光プログラムを生み出し、2015年に移住した若者と地元の若者とともに一般社団法人まるオフィスを設立しました。
しかし長い目で地域に貢献することを考えると教育だな、と教育事業に転身し、現在は「じもとまるまるゼミ」という事業を軸に、探究型の学びのコーディネーターとして市内の中学校の授業をサポート、放課後や休日は高校生のチャレンジを応援しています。学校の授業や中高生自身を地域とどんどん結びつけて、次の時代に求められる学びを探究しています。学校や企業などいろんなセクターがまるっと地域ぐるみで教育に取り組む仕組みを気仙沼からつくっていきたいです。

“いなか”のポテンシャル

「集落コミュニティは夢を諦めさせる装置だ」という言葉を聞いてドキッとしました。米屋の息子は米屋を、豆腐屋の息子は豆腐屋を継いでもらわないと集落が困る、というのです。もしそうだとしたら、この時代“いなか”は若者が流出、消滅するのも仕方ないことでしょう。でも一方で、私たちは“いなか”のポテンシャルに惚れて移住しました。それは先の見通せない複雑な時代を豊かに生きるヒントです。「気仙沼は自立した人たちが共存している」と言った人がいました。自律分散型のローカルこそ、ひとりひとりが替えの効かない存在として丁寧なくらしと仕事を営む術を持っていたりします。“いなか”=「今の時代もはやオワコン」か「これからの時代を拓くダークホース」か、この両面性に気づくとどんどん惹き込まれていきます。

子どもたちの教育にとってローカルは最高の環境

ローカルの地域教育についても「地域を残すため」に行われがちで、それはただ大人たちのエゴでしかありません。あくまで教育は子どもたちひとりひとりが「私はこれから何者にでもなれるんだ」とわくわく選択肢を自由に広げていくためにあります。じゃあ都会の教育の方がベターかと言うとそうでもありません。課題解決型・探究型の学びにとって、身近な地域課題と協力的な地元住民を総動員できるローカルは最高の環境で、それは都会ではマネできないものです。
地域集落も地域教育も一段アップデートすることで、私たちにとってわくわくする未来を切り拓いてくれます。私にとって10年前の震災は、それを気づかせてくれたものでした。次の10年はそのアップデートにチャレンジします。ぜひみなさんもジョインしてください。

※はやまのふもと
唐桑町の空き店舗を改装し2019年7月にオープンした、中高生が無料で放課後勉強したり、仲間と対話したりできる学習拠点。

Experience地域の魅力を
自宅で体験

気仙沼市の観光地としての魅力をコラムと写真でお伝えします。
今回、2017年度から3年間にわたり開講した明治大学・気仙沼市連携講座「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」にご参加いただいた方のうち、垣下美紀さんと菅野奈津子さんにご協力いただき、市民の視点から発信したい地域の魅力をご紹介いただきました。
次のマップにあるピンをクリックすると、おすすめスポットの紹介が見られます。 気仙沼市を訪問される際は、ぜひお立ち寄りください。

おすすめスポット

1.大嶋神社
2.復興祈念公園&安波山
3.浮見堂(五十鈴神社)&湾内商業施設
4.岩井崎&気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館
5.道の駅大谷海岸
6.生鮮カツオ水揚げ量日本一
7.穴場スポット!! 松崎前浜の景色

地図

協力者紹介

  • 垣下美紀さん

    垣下美紀さん(かきしたみき)

    気仙沼市民も知らなーい!という私の特別な秘密の場所も今回取り上げました。
    同じ景観も観る人によって、その日の気分によって違うと思いますので、いつか気仙沼に遊びに来て頂きたいです!

  • 菅野奈津子さん

    菅野奈津子さん(かんのなつこ)

    気仙沼生まれ。
    今回参加し、改めて地元の魅力あるスポットに気づかされました。
    何かと不便の多い今日ですが、このサイトを通じて気分だけでも味わっていただけたら嬉しく思います!

明治大学・気仙沼市連携講座「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」について

気仙沼市では、「市民が主役のまちづくり」をスローガンに掲げ、復興計画の一つとして、これからの地域づくりを担う人材育成に積極的に取り組んでいます。 この人材育成事業のうち、明治大学では、女性活躍を一層推進するための公開講座「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」を企画・市と共催してきました(2017~2019)。 本講座では、市民が自分たちの言葉や感性を生かして地域の魅力を発信することを目的に、これまで「フォトブック」や「フライヤー」の制作のほか、住民主体の街づくりについて学ぶ連続講座を開講してきました。
《これまでの実績》※明治大学ホームページ

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  • 震災等復興活動支援センター  活動記録集
  • 宮城県気仙沼市 観光サイト
  • 明治大学と宮城県気仙沼市との連携事業について