明治大学生田ボランティアセンターは、12月22日、
「今年も、飯舘村の皆さんに までいな手仕事、習いに行こう」
を昨年度につづき開催しました。
雪が降り積もる中、JR東北本線松川駅から20分ほど歩くと、仮設住宅があり、
飯舘村の皆さんが温かく迎えてくださいました。
福島県飯舘村は 東日本大震災後、福島第一原子力発電所の事故により計画的避難区域となり、
ほとんどの住民の方々が今も避難生活を余儀なくされています。
福島市松川町にある、松川仮設第一住宅も、避難先の一つです。
までい とは 東北地方で使われる方言。
“真心をもって、手で大事にくるむような気持ちで ゆっくり ていねいに”
という意味のことばです。
仮設住宅の集会所にて、昔から伝わる“までいな手仕事”を教えていただきました。
布わらじづくりに挑戦です。
材料は、数センチ巾の古布と、2本のビニルロープ、自分の手と足指、
そして名人伝授の知恵の技!
わたし達の手や足は思うように動かないものの、わらじづくりはたいへん盛り上がり、
編みながら和気藹々個々に様々に皆さんと話がはずむ、笑顔の会となりました。
おじいちゃん・おばあちゃんから知恵をいただき、お礼にわたし達の元気をおかえしする、
こんなかたちの会を今後も継続していきます。
次回は5月を予定しています。HP上でもお知らせしますので、皆さんのご参加をお待ちしています。