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明治大学黒耀石研究センター

本施設は学術研究を目的としており、一般公開は行っておりません。一般向け展示物の観覧を希望の方は、本施設に隣接する長和町立の黒耀石体験ミュージアムをご利用下さい。
※ 教育・学術目的で本施設見学を希望される場合は、事前申請が必要となります。まずはお問い合わせ下さい。

明治大学黒耀石研究センター(右)および、隣接する長和町黒耀石体験ミュージアム(左)

センター見取り図
<1F> A.多目的スペース、B.事務室、C.機器分析室、D.資料収蔵室、E.整理・洗浄・工作室、
    F.調査機材収蔵室
<2F> G.センター長室、H.会議室、I.図書収蔵室、J.研究室

A.多目的スペース

  現在、多目的スペースはセンタースタッフ、センター員、共同研究者による学術研究の成果(ポスター)を展示しています。ポスターの内容は、考古学・地球科学に関する専門性の高い最新の研究成果を主としています。

B.事務室

 黒耀石研究センターに関わる事務業務を行っています。事務室の受付口付近には、緊急時に対応できるようにAED(自動体外式除細動器)および救急セットが設置されています。

C.機器分析室

 機器分析室には、波長分散型・エネルギー分散型蛍光X線分析装置および、走査電子顕微鏡などが設置されています。さらに試料処理や観察に必要な各種岩石研磨機、偏光顕微鏡が設置されています。当施設では、試料処理から機器分析までを一括して行うシステムを構築し、考古学から地球科学に至る多様な学術研究に対応した化学分析の実施を目指しています。

分析機器
1. 波長分散型蛍光X線分析装置(WDXRF):Rigaku PrimusⅡ+
2. エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDXRF):JEOL JSX-3100Ⅱ
3. 可搬型蛍光X線分析装置(PXRF):Element Tester DELTA Premium
4. 走査電子顕微鏡(SEM−EDS):JSM-6610A
5. 温度変化型屈折率測定装置(RIMS):京都フィッショントラック RIMS2000
6. カールフィッシャー水分計、鉱物用水分気化装置:KEM MKC−610、ADP−512

明治大学黒耀石研究センター(長和町)機器分析室

その他機器類
1. 偏光顕微鏡:Leica DM2500P、DFC295
2. 金属顕微鏡:Nikon ECLIPSE ME600
3. 実体顕微鏡:Nikon C−PS
4. 研磨機:Maruto Dialap Ace、ML−160A
5. 分析天秤:A&D GH−202
6. 超純水精製機:Millipore Direct−Q UV
7. 乾燥器:Ettas EO−300B
8. 電気炉:Thomas TMF−5
9. 超音波洗浄機:アイワ医科工業 AU−50C
10. 真空蒸着装置:JEOL JEE−420
11. ビードサンプラー:Rigaku AE−61−6004

D.資料収蔵室

 資料収蔵室には多くの資料や標本などが収蔵できる機能が備わっています。そこには、発掘調査での考古学的資料や地質調査で得られた地質試料、古環境解析用の試料、さらに動物の骨格標本などが収蔵されています。これら試料は、これらは黒耀石研究センターが推進している研究などに活用されます。

E.整理・洗浄・工作室

 この部屋では、発掘調査や地質調査などの野外調査で得られた試料を、洗浄から整理、岩石試料などの加工に至るまでの行程を行います。
機器類
1.岩石切断機:Maruto MC−420
2.岩石精密切断機:Strues Accutom−50
3.岩石精密切断/研磨機:Strues Discoplan−TS
4.研磨機:Maruto ML−110NT
5.研磨機:Maruto ML−421
6.岩石粉砕機:Fritsch モデルⅡ
7.スタンプミル:日陶科学 ANS−143
8.メノウ自動乳鉢:ニチカ AGB
9.振とう粉砕器:Fritsch P−0
10.遊星型ボールミル:Fritsch P−6
11.電磁分離器:Frantz EMS−2
12.超音波洗浄機:Nihonseiki NS600−50
13.遠心分離機:Kubota 4000
14.ドラフトチャンバー:ヤマト科学 MS90

F.調査機材収蔵室

 発掘調査や地質調査の際に必要な機材が収蔵されています。

G.センター長室

 センター長の居室となっています。

H.会議室

 少人数から大人数の講演会や定例会議の際に利用する部屋となっています。

I.図書収蔵室

 図書は、考古学・人類学・地質学に関連する文献や報告書が収蔵されています。

J.研究室

 研究者の居室となっています。