Go Forward

経営学部は現在、「グローバル人材の育成」を目指した改革に取り組んでいる。「グローバル人材の育成」には「グローバルなコミュニケーション能力」を高め、「グローバルに通用する能力」を構築することが不可欠である。前者のために経営学部では、英語や他言語の習得、学部支援によるTOEIC(R)・TOEFL(R)テスト受験、英語による専門科目授業、学部独自の短期留学プログラム【IBP(International Business Program)】、学部間協定による長期留学などを進めている。

本取組は、後者すなわち「グローバルに通用する能力」の構築を主目的とし、そのための「知恵創造型人材」の育成に力を注ぐものである。教室内学習と教室外学習を融合し、学生の「知恵」すなわち「自分で道理を考え、自分で適切に行動する能力」を創造することを目的としている。本学部では、「フィールドスタディA・B」という科目で調査・実習型の教育方法を行ってきたが、学生の能動的・主体的意欲が形成され、教育効果が高いことから、この調査・実習型教育(フィールドスタディ:FS)を学部カリキュラムにあわせ体系化し、教養及び専門それぞれのゼミナールで実践するものである。