大学基準協会「大学評価実務説明会」で本学の内部質保証システムを報告

2015年05月12日
明治大学 評価情報事務室

明治大学の内部質保証システムについて事例報告する阿部教授明治大学の内部質保証システムについて事例報告する阿部教授

 (公財)大学基準協会主催による2015年度大学評価実務説明会が、4月22日に東京会場 (日本大学会館)、また30日に関西会場 (メルパルク京都)の2回にわたり開催され、阿部直人理工学部教授(学長室専門員)が、「2014年度 大学評価申請大学からの事例報告」として、明治大学の内部質保証システムの概要、点検・評価を活用した教学戦略の体系化・重点化(Planning)、重層的評価システムと改善アクションプラン(Check&Action)、大学評価受審(2014年度)における2年間の取組み概要の4点に集約して事例報告を30分間行いました。
 同説明会は、教学運営の基盤となる内部質保証システムの理解を深め、大学評価の実務を向上させるために、同協会が加盟大学を対象に毎年開催しているものであり、東京会場では230名、京都会場では180名を超える教職員が参加しました。

 同説明会では、前年度に大学評価(認証評価)を受審した大学のうち、特色ある内部質保証システムを機能させている大学が事例報告しており、今回は、本学とともに聖路加国際大学、東洋大学が報告を行いました。事例報告に先立ち、大学評価委員会の圓月勝博委員長(同志社大学)から本学の取組みについて評価した所見が以下のとおり述べられました。
 (1) 体系性(全体と部門の整合)、実効性(意思決定)、国際性(理念との整合)というキーワードでまとめられる。
 (2) 大学の理念である「グランドデザイン」を「学長方針」に落とし込み、自己点検・評価を行うPDCAサイクルが確立している。全学の方針がまとまっており、学長のリーダーシップが発揮できる教学運営によって成果を上げている。
 (3) 「学長方針」に沿って各学部が年度計画を策定している。大学全体の方針と各学部の方針は整合しており、大学の理念実現に向けた実効力を高めている。
 (4) 理念・目的に則した評価が行われている。その具体的事例が国際大学協会(IAU)によるISASの導入である。明治大学は国際性の向上を大学の理念としており、理念・目的に沿った評価手法を採用していることを評価した。

 講演後の質疑応答では、「学外者の意見を教育の質向上に役立てるための工夫はどのようにしているか」、「組織レベルの点検・評価と個人レベルの点検・評価の連関はどのように行っているのか」等、フロアとの意見交換も活発に行われました。

 また、聖路加国際大学、東洋大学の事例報告からは「全員が評価活動に参与する仕組みの構築」や「具体的な教育内容・方法および教員組織の質の向上に向けた政策実施」等の説明がなされたうえで「今後の課題」が示され、大学評価(認証評価)を踏まえ、さらに次の段階へ進もうとしている姿勢を感じ取ることができました。

 本学は、2015年3月に大学評価(認証評価)結果を受け、現在、評価結果をもとに改善方策の検討を進めています。大学評価は、評価結果をもって終了するものではなく、ここからが新たなスタートです。今後も本学の特色である内部質保証の取組みを通じて、教育・研究活動のさらなる質向上につなげてまいります。

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