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大学における学びに関するアンケート(2018年度実施)

 本学の教育課程や教育内容、さらには授業方法の適切性を、学生の学習実態から検証し、各学部等における今後のカリキュラムの改訂や、組織的な授業改善活動(FDなど)に活用するために、学生へのアンケートを実施しました。
 今回のアンケートの内容は、前回(2017年度)の検討結果を踏まえながら、学位授与方針(DP)に掲げた学習成果の到達度を問うことを主眼として、DPの実現に資する教育課程や授業方法(CP)が実践されているのか、DPとCPの一貫性を確認できるものとしました。
 アンケートの実施期間は2018年11月~2019年4月に行い、実施方法は、本学Oh-o!Meijiシステムのアンケート機能を用いました。結果として、在学学生30,509名のうち、8,479名(全体の27.8%)から回答を得ました。
 このたび、実施結果を基に、主要な設問の集計結果を以下のとおり公表します。
 なお、学生の皆さんからいただいた意見については、担当する各部署で改善に役立ててまいります。
明治大学自己点検・評価全学委員会

(1)明治大学の建学の精神「権利自由・独立自治」についての認知度

    建学の精神「権利自由・独立自治」の認知度について、全体として「知っている(23.2%)」「少し知っている(18.7%)と肯定的意見は41.9%であった。学年別に見ると、「知っている」「少し知っている」の肯定的意見が1番高いのは3年生で47.4%、1番低いのは2年生で37.7%となった。

(2)所属学部の授業科目の体系(カリキュラム)の適切度

 所属学部の授業科目の体系(カリキュラム)の適切度について、全体として「適切である(25.3%)」「どちらかといえば適切である(42.8%)」と肯定的意見が68.1%であった。学年別に見ると、「適切である」の回答が1番高いのは1年生、1番低いのは2年生となった。

(3)「大学で学びたい」と思ったことに対する達成度

 「大学で学びたい」と思ったことに対する達成度について、全体では「十分学べている(16.1%)」「ある程度学べている(60.9%)」という肯定的意見は77.0%となっている。学年別に見ると、「十分学べている」の回答は、1年生11.6%、2年生11.4%、3年生22.1%、4年生23.7%となっている。