明治大学博物館が所蔵する、三河譜代の内藤家が、磐城平から日向延岡藩を通じての、江戸時代藩政史料『内藤家文書』45千点。大部の2点(1)文久四年(1864)起筆になる第15代藩主(井伊直弼実弟)『政義公自筆日記』(2)安永四年(1775)に成った、幕府法令・日記など収録した法制資料『官中秘策』を、主宰の伊能秀明先生(現大学中央図書館事務長)の御指導の下13年。メンバーが輪番で、ページ毎に分担をして解読。所定の原稿用紙に筆写して提出、皆で校正をして保管。
解読した史料を、次世代に遺す上梓を目指し、全員が協力して、生涯学習に楽しく、努力を重ねています。