過去の展覧会 2017年

進化する不可能立体錯視~真実がわかっても逃れられない不条理の世界~

進化する不可能立体錯視~真実がわかっても逃れられない不条理の世界~
主 催 明治大学先端数理科学インスティテュート「錯視の心理的・数理的アプローチの融合研究プロジェクト」,私立大学研究ブランディング事業「数理科学する明治大学」錯視学研究グループ
会 期 2017年7月4日~8月19日 40日間
入場者数 9,255 名
展示概要  「不可能立体の絵」と呼ばれるだまし絵の中には,その名に反して立体化できるものがあり,さまざまな種類の不可能立体が見つかってきた。本企画展では,あり得ない動きが見えてくる「不可能モーション立体」,鏡に映すと姿が変わる「変身立体」,回転させると形が徐々に変わるように見える「軟体立体」などを発見順に第1 世代から第6世代までに分類して展示した。立体の形を理性で理解した後でも,特別な視点から眺めると再び錯覚が起こってしまう脳の不条理が体験できた。